こんにちは!
野口ファーム代表の野口俊です。
早いもので、10月も半分が終わりました。
今年はとにかく暑い!!こんなに気温が高い10月を過ごしたのは初めてです。
僕たちは今、何月を過ごしているのか?
本当ならナイロンパーカーを来て作業をするハズが、Tシャツ。苦笑
真夏と変わらぬ服装で、連日お野菜たちの水やりに必死のパッチです。
男前なレタス「ハンサムレタス」
さてさて、今日は野口ファームのお野菜紹介、第2弾!
『ハンサムレタス』についてお話させていただきます。
ネーミングも美味しさも男前のハンサムレタス。
ギザギザの葉っぱが特徴的で、サラダに入るだけでカフェのようなオシャレなサラダになります。
野口ファームのハンサムレタスは2種類あり、どちらもレストランやホテルで大人気。
スーパーなどでは、ほとんど見かけないお野菜です。
野口ファームは、この『ハンサム兄弟』を10月~4月まで育てています。
先日、発送がスタートした『365日感動野菜定期便』にもよく登場するお野菜です
▶定期便はここからチェック!
一見同じレタスの色違い?と思われがちですが、
実はこの兄弟、性格が全然違うのです。笑
そこで今日はこの子たちの特徴を取説風にまとめましたので、ご覧くださいませ。
ハンサムレッドの特徴
【名称】ハンサムレッド
【略歴】2014年頃に野口ファームに仲間入りし、野口ファームのファンや八百屋さん、飲食店さまにとってかかせないリーフレタスに登りつめる。
【特徴】長男タイプ。頼りになるしっかりもの。協調性が高くコニュニケーション力もある。
【詳細】野口ファームでは、常に美味しい状態でお客様に野菜たちをお届けできるように、種まき、植つけ、収穫、を超細かく計画を立てています。(ハンサムレタスだけで、1シーズンで合計32回、計画日付を守って種まき、植付を行います)しっかりもののハンサムレッドは、毎回、僕たちの計画通りに仕上がってくれます。ココがさすが長男!ってところ。
また、協調性があり、コミュニケーション力も高いです。
例えば、200個を種まきすると、みんなが足並みを揃えて協力しながら大きくなり、ちゃんと予定のタイミングで200個をみなさまお届けでき、生産者にとっても本当に助かっています!
寒い冬に「もう少し早く大きくなってねー!」とビニールで保温してあげると、ちゃんと大きくなってくれたり。と僕たちの意図を汲んで成長してくれるあたりが、コニュニケーション力がかなり高い野菜と言えます。
ハンサムグリーンの特徴
【名称】ハンサムグリーン
【略歴】:2013年頃にハンサムレッドより一足先に野口ファームに仲間入り。まだまだ、駆け出しで栽培技術が低かった野口ファームを支えてくれたリーフレタス。
『ハンサム兄弟』として、レッドと共に長年、野口ファームを支えてくれている。
【特徴】典型的な次男タイプ。気分屋さんなのでおだてて育てる。機嫌を損ねるとやっかい。個性が強く自分の人生をいきようとするが、1人になると寂しがる。
【詳細】育てる上でまず大切なのは『ちゃんと君たちのことを見てるよ!』と生産者がアピールすること。この姿勢を他の野菜以上に示さないと、機嫌を損ねます。
ごきげん斜めになったグリーンたちは、自分たちが気が向いたタイミングで大きくなろうとして、みんな一斉収穫できなくなっちゃいます。
個性が強くて、1玉1玉が計画より早くできたり、逆に遅くできたりは日常的。長男タイプのレッドとは大違いです。笑
そんなマイペースなグリーンですが、例えば、200個の仲間のうち190個が出荷されると、残りの10個は寂しくなってしまいます。
今すぐ収穫して!とばかりに大慌てで成長。今までのマイペースは何だったのか?と思うことがよくあります。苦笑
まとめ
『ハンサム兄弟の取説いかがだったでしょうか?
この兄弟に限らずお野菜たちは、僕たちヒトと同じように個性があり特徴があります。
お野菜セットが届き、ハンサムレタスが入っていた時は『あっ、この子が噂の次男君ね!』と成長の過程も想像しながら味わっていただければ嬉しいです。
コラムでは、農家だから知ってる面白い野菜たちの“素顔”をこれからもお届けさせていただきますね。
『野菜と生き方の語り人』
野口ファーム代表 野口俊
\自然豊かな淡路島の野菜をご自宅で/
淡路島の農家「野口ファーム」では全国の皆様に新鮮なお野菜をお届けしています。
美味しいお野菜を届けるために、365日真心込めて育てています。
四季折々のお野菜を、ぜひご自宅でお楽しみください^ ^