Story
ママの想い
私が野菜を育てる理由
苦手な料理と
野菜嫌いな息子たち
結婚して野口家に嫁ぎ、子どもが産まれてからは三世帯家族8人分のご飯を作らなくてはなりませんでした。
料理が苦手で、そもそも結婚するまで料理を作ったことがなかった私は、実母に電話でレシピを教えてもらいながら、夜ご飯を作るのに2時間もかかりました。
頑張って自分が作った料理を息子たちはあまり食べてくれない。今日は何を作れば良いのだろう…。と頭の中は苦手な料理のことでいっぱい。
野菜作りの始まり
ある日、無性に水菜を食べたいと思った私は、いつものスーパーに行って水菜を探す。
「え、めちゃ高いやん!8人分の水菜買ったらなんぼすんねん!!旦那が農業してるし、畑の余ってるところで作ってみよかな~」それが私の、野菜作りの始まりでした。
無事に水菜が収穫できるようになって「私でも野菜作れるんや!」と感動。
息子たちが野菜好きに。
それから、息子たちと一緒にキュウリ、ミニトマトの苗を植えて、育ててみました。
きゅうりができると、次男が丸ごとキュウリをかじり、「パパも食べてん!めちゃめちゃうまいで!」って。きゅうり片手にストライダーに載っている嬉しそうな次男を見て、私もめちゃめちゃうれしかった。
子どもたちのおかわりに、
ママごきげん。
「私の料理は食べへんのに、私が育てた野菜は食べてくれるんや!!」
「しかも丸ごとそのままで!?」
野菜作りって楽しいな、嬉しいなと感じた瞬間でした。
おいしい野菜、自分がかかわった野菜は何の手間もかけずに「美味しい!おかわり!」と食べてくれる息子たちを見て思いました。
「たくさんの子供たちに美味しい野菜を食べてほしい!」
「この嬉しい思いをほかのママたちにも届けたい!」
そんな思いできたのが、
「mama-yasai」です。
この思いがあったから、
私は10年間野菜を作り続けてきました。
「mama-yasaiのこれから」
料理が苦手な私は、本を見てもインターネットで調べても全然やる気が出ない。美味しそうやけど、めんどくさいし、そんな気持ちの余裕も時間もない。
当時は本当に大変でした。
今では、息子たちが喜んで食べてくれる野菜を作れるようになってきた。自分が作った野菜を使って、簡単な料理も少しずつできるようになってきた。野菜をたくさん使って簡単で、時短できて、子どもたちが喜んで食べてくれる。
これからはそんなレシピを作りたい、届けたい。
料理が苦手でも、
料理を楽しめる。
買い物に行かなくてもパパッとご飯が作れる!
野菜だけでも美味しい料理ができる!
タマネギは何にでも合う!mama-yasaiを続けてきて10年。ようやく少しずつ、料理が楽しいと思えるようになってきました。
料理が苦手だったから、野菜に愛情を注げてきた。
料理が苦手だったから、伝えられるレシピがある。
少しでも多くのママたちが
ごきげんになりますように!!
私はこれから子供たちが笑顔になる野菜と一緒に、ママも笑顔になるレシピをたくさんの方々にお届けできるように、mama-yasaiを作り続けていきます。