煮込み料理と相性バッチリな根菜類。
味噌汁に入れても、根菜類の甘みが出ておいしいですよね。
根菜類は、体を温めたり、お通じをよくしたりと体によい栄養がたくさん含まれています。
積極的にとるべき野菜といってもよいでしょう。
この記事では、体によいとされる根菜類の特徴を紹介しています。
根菜類といわれる野菜には、どのような種類があるのかも解説しています。
特徴を知り、さっそく根菜類を食事に取り入れてみましょう。
根菜類の特徴を紹介
根菜類は、根や茎も食べられます。
そもそも、野菜は、以下の3つに分類されます。
・根菜類
・葉茎菜類
・果菜類
根菜類とは、土の中で成長する野菜のことです。
水分が少ないため、にんじんや大根といった硬い野菜が根菜に分類されます。
根菜類の特徴は、加熱するとやわらかくなり、甘みが増すことです。
にんじんやさつまいもといった根菜は、子どもも食べてくれやすい野菜といってよいでしょう。
さらに、根菜類には体によい栄養が多く含まれています。
次は、根菜類に含まれる主な栄養についてご紹介しましょう。
根菜類に含まれる主な栄養とは?
根菜類には、体を温める嬉しい効果があります。
なぜなら、根菜類にはビタミンCやビタミンE、ミネラルが豊富に含まれているからです。
ビタミンCには、鉄の吸収を助ける働きがあります。
鉄は体に欠かせない「必須ミネラル」の一種であり、血液のもとです。
ビタミンCは鉄の吸収を助けるため、血液が増え、全身にめぐり体が温まります。
さらに、ビタミンEは血液の流れをよくする働きがあり、どちらのビタミンも体を温める、大きな役割をはたしてくれているのです。
また、ミネラルは体内のたんぱく質を熱に変化させ、体を温める効果があります。
血行が悪い=体が冷えているということです。
血行を促進させる栄養が豊富な根菜類をしっかり食べて、体を温めていきましょう。
他にも、根菜類はお通じをよくしてくれる働きのある食物繊維も多く含まれています。
便秘で悩んでいる場合には、根菜類はおすすめな野菜です。
温活効果や便秘解消など、根菜類を食べるとダイエットにもよい影響が期待できますよ。
根菜類にはどんな野菜があるのか、次は根菜といわれる野菜の種類をご紹介していきます。
根菜類にはどんな野菜が含まれるのか種類を紹介
根菜類といわれる代表的な野菜を紹介します。
それぞれの野菜に含まれる栄養の特徴も知っておくとよいでしょう。
にんじん
まずは、子どもでも食べやすく、食事に取り入れやすいにんじんです。
にんじんには、カリウムやβカロテンが豊富に含まれています。
カリウムは、体内の余分なナトリウムを取り除いてくれるため、むくみや高血圧の予防や改善が期待できます。
また、βカロテンには皮膚や粘膜、免疫機能を正常に保つ働きがあります。
βカロテンは、にんじんの皮の近くに多く含まれています。
にんじんの皮をむかず、βカロテンの吸収を高める油と一緒に調理すると、効率よく栄養を取り入れられますよ。
ごぼう
便秘に悩んでいるのなら、積極的に取り入れたいごぼうも根菜類です。
ごぼうの代表的な栄養は、豊富な食物繊維とマグネシウムやカリウムなどのミネラルです。
ごぼうに含まれている食物繊維は、水分を大量に吸収し、便をやわらかくする働きがあります。
そのため、便通がよくなるのです。
食物繊維はお通じ解消の他にも、善玉菌を増やしたり、血糖値の上昇を防止したりする効果もありますよ。
ごぼうを調理すると「あく」が出ます。
ごぼうのあくには抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているため、あく抜きをすると抗酸化作用が逃げてしまうので注意してください。
さらに、香りやうまみも逃げてしまうので、あく抜きをしないか、できるだけあく抜き時間を短くするとよいでしょう。
れんこん
シャキシャキした食感がおいしいれんこんも、根菜類です。
れんこんには、ビタミンCやカリウムが多く含まれています。
女性にとって、嬉しい効果がたっぷりつまっているビタミンC。
ビタミンCは、コラーゲンの生成に必要不可欠な存在です。
肌の他にも、髪の毛や爪を美しくするよい効果が期待できます。
美肌効果の他にも、抗酸化作用や免疫力アップなどの働きもありますよ。
ビタミンCとカリウム、どちらも水に溶け出しやすい性質です。
れんこんを酢水に入れて下処理する場合は、栄養をできる限り逃さないよう、5分以内にとどめておくとよいでしょう。
また、れんこんはごぼうと同様、あくが出ます。
あく抜きをしないか、あく抜き時間を短くするのがおすすめです。
大根
煮込むと甘さが引き立つ大根も、根菜類です。
大根の辛み成分であるイソチオシアネートは、抗菌作用やがん抑制、血栓の予防などさまざまな優れた効果が期待できます。
さらに、大根に含まれている消化酵素には、消化促進や胃もたれ、二日酔いなどを緩和する働きがありますよ。
大根の葉にはカルシウムやビタミンCなど、根に含まれない栄養が含まれています。
葉をふりかけにして食べるなど、捨てずに使うとよいでしょう。
さつまいも
秋に大活躍するさつまいもも、根菜類です。
さつまいもには、食物繊維やカリウム、ビタミンCが豊富に含まれています。
甘みもあり、焼きいもや大学いもなどさまざまな食べ方ができるため、子どもでも食べやすい根菜です。
食物繊維の働きにより、便秘解消の効果が期待できます。
さらに、余分な塩分を体外へ取り除く働きがあるカリウムも含まれているので、塩分が多いメニューと一緒に組み合わせて食べるのもおすすめです。
体を温める根菜類ですが、いも類やにんじん、れんこん、ごぼうは糖質が高いため、食べ過ぎないよう注意してくださいね。
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まとめ
根や茎が食べられる特徴をもつ根菜類。
加熱すると、やわらかくなり甘みが出て、煮物やスープで食べるのにおすすめです。
根菜類は、ビタミンCやビタミンE、ミネラルが多く含まれており、体を温める効果が期待できます。
さらに、食物繊維が豊富なため、便秘で悩んでいる場合は根菜類を食べるのがおすすめです。
にんじんやさつまいもも根菜に分類されるため、子どもでも食べやすいですね。
根菜類をしっかり食べて、体をほっかほかに温めましょう。
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