ダイエット中は、キャベツを食べるのが良いと聞いたことはありませんか?
キャベツに含まれる栄養は、ダイエットにうれしい効果をもたらしてくれるものばかりです。
キャベツの栄養を知り、ぜひダイエットメニューに取り入れましょう。
この記事では、キャベツに含まれる栄養のダイエット効果について解説します。
食べ方のコツもわかるので、ダイエット中の人は、ぜひ参考にしてみてください。
キャベツにダイエット効果があると言われる理由
キャベツに含まれる栄養には、ダイエットの効果が期待されます。
ダイエットにうれしい効果を持つ、キャベツの栄養をそれぞれ解説しましょう。
キャベツにはお通じ解消に効果的な食物繊維が豊富
食物繊維が豊富に含まれているのが、キャベツにダイエット効果があると言われる理由の一つです。
食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。
キャベツに多く含まれる不溶性食物繊維は、ぜん動運動と呼ばれる動きで腸を刺激して、便を排出させる働きが期待されているのです。
また、水溶性食物繊維は水に溶けるとゼリー状になります。
腸内をゆっくり進んでいくため、消化吸収のスピードを遅くできるのです。
つまり、水溶性食物繊維の働きにより、血糖値の上昇を抑えられるため、肥満になりにくい体を目指せます。
キャベツには筋肉に欠かせないビタミンCが豊富
ビタミンCの不足は、筋肉の萎縮の原因につながると言われています。
ビタミンCの不足期間が長くなるにつれて、筋肉量も減少していくことが実験結果にて明らかになりました。
ダイエットには、筋力アップが欠かせません。
そのため、筋肉生成に必要不可欠なビタミンCを豊富に含むキャベツは、ダイエットにオススメの食材です。
参考:骨格筋でのビタミンC不足は筋萎縮や 身体能力の低下をもたらす
キャベツに含まれるむくみ解消の効果が期待できるカリウム
カリウムが含まれているのも、ダイエット効果が期待される理由です。
むくみは、体重が減らない原因にもなり、ダイエットの敵と言っても過言ではありません。
カリウムは、体内の余分な塩分を体外へ排出する働きが期待されています。
むくみ解消の効果が期待できるため、ダイエット中に積極的にとりたい栄養です。
キャベツにはカルシウムの吸収率をアップさせるビタミンKが豊富
キャベツには、ビタミンKが豊富に含まれています。
ビタミンKは、カルシウムの吸収率を上げる働きが特徴です。
カルシウム不足は、体脂肪を増加させる可能性が指摘されています。
そのため、カルシウムの吸収率を上げるビタミンKは、ダイエットには欠かせない栄養となるわけです。
参考:カルシウムの摂取量および形態の違いが KK マウスの 腹腔内脂肪蓄積に及ぼす影響
キャベツダイエットの成功を導くポイント
キャベツダイエットを成功させるためには、食べ方にも気をつけなければいけません。
ここでは、キャベツを食事に取り入れるときのポイントについて解説します。
食前にキャベツを食べる
キャベツは、食前に食べるのがポイントです。
前述したように、キャベツに含まれる水溶性食物繊維には、食後の血糖値上昇を抑える働きが期待されています。
血糖値が急上昇すると、インスリンと呼ばれる血糖値を下げるホルモンが分泌され、余分な糖が体脂肪として蓄積されるのです。
余分な脂肪を蓄えないためにも、血糖値の上昇を抑えることがダイエットを成功させる秘訣となります。
キャベツをよく噛む
キャベツをよく噛むのもポイントです。
キャベツは噛み応えがある野菜のため、早食いを防げます。
厚生労働省の調査によると、早食いの習慣がある人ほど、肥満になりやすいことがわかりました。
よく噛んで食べると、少量の食事でも満腹中枢を刺激できるため、食欲が抑えられます。
さらに、内臓脂肪の分解を促進する働きもあり、ダイエットの効果が期待できるのです。
バランスのよい食事を心がける
キャベツにダイエット効果が期待されるからといって、偏った食事にならないようにしましょう。
また、キャベツを食べすぎると下痢や腹痛の原因につながります。
1日にとるべき野菜摂取量の目標値は、350gです。
ほかの野菜とのバランスも考えて、キャベツは1日に80〜100gとるのがオススメです。
キャベツダイエットにオススメの食べ方
キャベツの栄養を逃さず食べることで、ダイエット効果が期待できます。
ダイエット中にオススメする、キャベツの食べ方を紹介しましょう。
キャベツを生で食べる
キャベツの栄養を逃さない効果的な食べ方は、サラダなどの生食です。
ビタミンCやビタミンU、カリウムなどは水に溶けやすい性質を持っているため、茹でると栄養が流れ出てしまいます。
しっかりキャベツの栄養をとりたいときは、生で食べましょう。
ただし、水にさらしすぎると栄養が流れ出てしまうので、注意してください。
ダイエット中にキャベツを食べるときは、ノンオイルドレッシングを大さじ1程度かけるのがオススメです。
キャベツをスープにして食べる
ビタミンCやビタミンUは水に溶けやすい性質ですが、スープにして汁ごと食べることで、栄養を逃さず体内に取り入れられます。
また、青臭さが苦手という人には、スープがオススメです。
キャベツ独特のニオイは、イソチオシアネートによるもの。
イソチオシアネートは、加熱に弱い性質を持っているため、煮込むとニオイが気になりにくくなります。
スープにするとカサが減るため、生より多く食べられるのもダイエット中にうれしいポイントです。
酢キャベツにして食べる
ダイエット中にオススメの食べ方として、酢キャベツも挙げられます。
酢には、血糖値上昇を抑える働きが期待されており、肥満防止につながるからです。
千切りしたキャベツに、酢と少量の塩を入れて揉みこむだけで簡単に作れます。
毎日の食事に、ぜひ取り入れてみてください。
参考:酢の機能性について
まとめ
食物繊維やカリウムといったダイエットの効果が期待できる栄養を、キャベツは豊富に含んでいます。
キャベツをダイエットに取り入れるときは、食前によく噛んで食べるのがポイントです。
よく噛むことで満腹中枢が刺激され、少量でもお腹いっぱいになりやすく、血糖値の上昇を抑えられます。
とはいえ、偏った食生活にならないよう注意しましょう。
キャベツの効果を知り、ぜひダイエットメニューに取り入れてみてくださいね。
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