新玉ねぎは水分が多く、サラダにして食べやすいのが特徴です。
血液サラサラ効果があることでも知られているため、せっかくなら効果的に食べたいと思う方もいるのではないでしょうか。
新玉ねぎに含まれるケルセチンやアリシンの吸収率を高めるためには、食べ方のポイントを押さえるのが大切です。
この記事では、新玉ねぎの効果的な食べ方を解説します。
栄養をたっぷり含む新玉ねぎの選び方や長持ちさせる保存方法も紹介しますので、参考にしてください。
新玉ねぎの栄養を高める効果的な食べ方6選
新玉ねぎの栄養をたっぷり摂れる、効果的な食べ方をご紹介します。
ポイントを押さえて、新玉ねぎのパワーを取り入れましょう。
新玉ねぎを水にさらしすぎは気をつける
新玉ねぎを食べるときは、水にさらしすぎないよう注意しましょう。
水に長くさらしてしまうと、新玉ねぎの辛み成分となるアリシンの栄養を逃してしまいます。
アリシンには血液をサラサラにする働きが期待されているため、せっかくの効果を逃さないようにしてください。
水にさらす場合、1〜2分ほどを目安にするのがオススメです。
新玉ねぎはカットして空気にさらすだけでも辛みがとれるため、スライスしたあとお皿に広げて15分ほど置いておきましょう。
新玉ねぎは日光に当ててから調理する
ケルセチンの栄養効果を高めたいときは、調理する前に新玉ねぎを日光へ当てましょう。
日光に当てることで、ケルセチンの含有量が4倍以上増加します。
ケルセチンはポリフェノールの一種で、下記の効果が期待される栄養です。
● 血流改善
● コレステロール値の抑制
● 抗酸化作用
● 動脈硬化の予防
● 脂肪分解の促進
1週間ほどを目安に、新玉ねぎをたっぷり日光へ当てましょう。
新玉ねぎは油と一緒に摂取する
新玉ねぎを食べるときは、油と一緒に摂取すると効果を高められます。
ケルセチンは油と一緒に摂取することで、吸収率が高まるためです。
アリシンは、ビタミンB1の吸収を促進する効果があります。
ビタミンB1を豊富に含む豚肉と一緒に炒めることで、疲労回復効果が期待できるのもメリットです。
新玉ねぎをヨーグルトと摂る
新玉ねぎとヨーグルトを一緒に食べることで、腸内環境を整える働きが期待できます。
新玉ねぎには、イヌリンと呼ばれる水溶性食物繊維とオリゴ糖が含まれているためです。
イヌリンには、下記の効果が期待できます。
● ビフィズス菌を増やし、お腹の調子を整える働き
● 血中に含まれる脂肪を減らす働き
● 食後の血糖値の上昇を緩やかにする働き
ヨーグルトは、ビフィズス菌が入っているものを使用するのがオススメです。
新玉ねぎヨーグルトはそのまま食べてもよいですが、ドレッシングやソースなどさまざまな料理にも使えます。
新玉ねぎの繊維を断ち切るようにカットする
新玉ねぎをカットするときは、繊維を断ち切るようにしましょう。
切るときはできるかぎり薄くカットすることで、アリシンが活性化されます。
また、細かく刻むほど空気に触れやすくなるため、新玉ねぎの辛み成分が抜けやすくなるのもメリットです。
アリシンを効率よく摂りたいときは、繊維を断つように切ることを意識してみてください。
新玉ねぎの皮は活用する
新玉ねぎの皮は捨てずに有効活用しましょう。
ケルセチンは、新玉ねぎの皮に多く含まれているためです。
皮はそのままでも食べられますが、苦みがあって食べにくいため、お茶にして飲むのをオススメします。
洗った新玉ねぎの皮を10分ほど煮出すだけなので、作り方も簡単です。
皮に含まれるケルセチンの量は、新玉ねぎ本体の2倍以上なので捨てずに利用してみてください。
栄養価の高い新玉ねぎの選び方
栄養効果を高めるためには、鮮度のよい新玉ねぎを選びましょう。
新玉ねぎを選ぶときは、下記のポイントに注目してみてください。
● 皮に傷がない
● 皮がパリッと乾燥している
● 皮にツヤがある
● 新玉ねぎにずっしりと重みがある
● 首の部分が引き締まっている
● 上部がへこまない
● 全体的に丸くて硬い
皮がやわらかいものは古くなっている可能性が高いため、避けるのが無難です。
新玉ねぎは水分が多く、傷みの進行も早い傾向とされています。
栄養満点の新玉ねぎを食べられるよう、鮮度のよいものを見極めましょう。
新玉ねぎを長持ちさせる保存方法
新玉ねぎは、通常の玉ねぎに比べて水分を多く含んでいるという特徴があります。
傷みやすいため、早く使い切るのがポイントです。
新玉ねぎを長持ちさせたいときは、常温ではなく冷蔵庫で保存しましょう。
保存時のコツは下記のとおりです。
● 水分がつかないよう1個ずつ新聞紙に包む
● ポリ袋へ入れ、軽く口を縛る
● 野菜室で保存する
水気が残っていると傷みの進行が早くなるため、拭き取るまたは取り除いてから新聞紙やキッチンペーパーで包むようにしてください。
冷蔵での保存目安は10日ほどです。
おいしい状態を保てるよう、正しく保存しましょう。
春の主役、季節限定新玉ねぎ
野口ファームでは昨年9月の種まきから、じっくりと時間をかけて、愛情をたっぷりと注ぎながら春に向けて新玉ねぎを育てあげました。
ご家庭に届く春の新玉ねぎは、この時期だけの新鮮さや甘さを感じられます。
生スライスでも加熱でも美味しい旬の味をぜひご賞味ください。
まとめ
新玉ねぎは水分が多く、通常の玉ねぎに比べて辛みが少ないため、生で食べるのにも適しています。
血液サラサラ効果が期待できるアリシンの吸収率を上げられるよう、水のさらしすぎには注意してください。
また、栄養効果を高めるには鮮度のよいものを選ぶのがポイントです。
効果的な食べ方のポイントを押さえて、新玉ねぎの栄養を逃さず食べましょう。
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