万願寺とうがらしはピーマン特有の青臭さが少ない野菜です。
また、万願寺とうがらしは低温に弱く、正しく保存しないと傷みを進めてしまう原因につながります。
この記事では、万願寺とうがらしの保存方法や保存期間を解説します。
保存のポイントを押さえることで、鮮度を保った状態の万願寺とうがらしを食べられるので、長持ちさせたい方はぜひ参考にしてください。
万願寺とうがらしの保存方法と保存期間を紹介
万願寺とうがらしの保存方法のポイントは、乾燥と低温に注意することです。
保存方法と保存期間のコツをそれぞれ解説します。
万願寺とうがらしの保存方法:常温
万願寺とうがらしは夏野菜のため、寒さに弱く常温保存に適しています。
常温保存する場合、風通しのよい冷暗所で保存してください。
常温での保存期間は2〜3日ほどと短いため、長期保存には不向きです。
そのため、すぐに使わないときは冷蔵庫で保存しましょう。
万願寺とうがらしの保存方法:冷蔵
寒さに弱い野菜のため、冷蔵庫で保存するときは乾燥しないよう新聞紙もしくはキッチンペーパーに包み、密封袋へ入れて保存します。
万願寺とうがらしの最適な保存温度は10度前後のため、冷蔵庫の中でも設定温度の高い野菜室に入れるのがポイントです。
冷蔵保存の場合、4〜5日を目安に使い切りましょう。
なお、保存期間が長いと種が茶色になりやすいため、早めに食べてください。
万願寺とうがらしの保存方法:冷凍
万願寺とうがらしは冷凍保存も可能なため、すぐに使わないときは鮮度が保てるよう早めに冷凍庫へ入れるのがオススメです。
冷凍しても水分が出にくく、食感を保ったまま保存できるメリットもあります。
冷凍する場合の保存方法は、以下の通りです。
- 水気をしっかり拭き取る
- 万願寺とうがらしをキッチンペーパーで包む
- 密封袋に入れて空気を抜いた状態で保存する
- 冷凍庫に入れる
冷凍保存期間は、1ヶ月ほどです。
なお、完全に解凍した状態で使用すると水分が出てしまい水っぽくなってしまうため、使うときは冷凍状態のまま使いましょう。
万願寺とうがらしの保存方法:干す
長期保存したい場合は、干して乾燥状態にするのがオススメです。
乾燥させた場合、肉厚を維持できるため、食感を残せるメリットがあります。
干して乾燥させる方法は、以下の通りです。
- 万願寺とうがらしを洗って水分を拭き取る
- 万願寺とうがらしを縦に半分に切る
- 種側を下にして干す
カットすることで、干す時間を短縮できます。
気候によって乾燥時間は異なりますが、だいたい1~2日ほど干すとしっかり乾燥できるでしょう。
乾燥した万願寺とうがらしは、乾燥材を入れたビンに保存してください。
乾燥させた万願寺とうがらしは、ピザやパスタのトッピングに使用したり、茹でたりして使いましょう。
万願寺とうがらしを冷凍保存したときのおすすめレシピ
冷凍保存した万願寺とうがらしをどのように食べればよいか、悩む方もいるのではないでしょうか。
こちらでは万願寺とうがらしを冷凍保存したときのオススメレシピを紹介します。
万願寺とうがらしの素焼き
冷凍状態の万願寺とうがらしは、素焼きにして食べるのがオススメです。
グリルのほか、フライパンを使っても簡単に調理できます。
熱したグリルまたはフライパンに冷凍状態の万願寺とうがらしを並べて、好みの焼き目になるまで焼くだけです。
かつおぶしやしょうゆをかけるだけでできる一品です。
万願寺とうがらしの炒め物
冷凍万願寺とうがらしは炒め物にも最適です。
お好みの食材とサッと炒めるだけでなので、忙しい日の調理にもピッタリです。
1本丸ごと使用するのもよいですが、冷凍する前に万願寺とうがらしを好みのサイズにカットしておくと、炒め物に最適な大きさで使用できます。
万願寺とうがらしの煮浸し
食感が悪くなりがちな冷凍万願寺とうがらしは、煮浸しにして食べるのがうってつけです。
好みの調味料を加えて煮込むことでクタクタになり、食感が気にならなくなります。
簡単に調理できるうえに、冷凍状態でそのまま調理可能です。
なすやかつお節など、お好みの野菜や食材と組み合わせて調理するとよいでしょう。
万願寺とうがらしを使った常備菜メニュー
万願寺とうがらしは常備菜にもピッタリです。
白ご飯のアテやあと一品欲しいときにオススメのメニューを紹介します。
使い道に悩んでしまい、万願寺とうがらしを冷蔵庫へ入れっぱなしにしている方はさっそく作ってみてください。
万願寺とうがらしのピクルス
万願寺とうがらしは、おつまみや箸休めにピクルスとして食べるのもオススメです。
輪切りにして、酢とにんにくと一緒に漬けるだけで完成します。
また、パプリカやヤングコーンと一緒に漬けることで見栄えのよい色鮮やかなピクルスができるため、おもてなしメニューにもピッタリです。
万願寺とうがらし味噌
万願寺とうがらしを小口切りもしくはみじん切りにして、味噌を加え煮詰めるだけで常備菜が完成します。
白いご飯に乗せたり、スティック野菜に付けたりとさまざまな食べ方ができるため、常備しておくとよいでしょう。
万願寺とうがらしのじゃこ和え
万願寺とうがらしのじゃこ和えは、おかずやおつまみにオススメです。
好みのサイズにカットした万願寺とうがらしとちりめんじゃこをしんなりするまで炒めて、好みの調味料を加えるだけです。
火を入れすぎると万願寺とうがらしの食感が損なわれてしまうため、火加減や炒め具合には注意してください。
まとめ
万願寺とうがらしは低温に弱い野菜のため、常温保存に適しています。
常温の場合、2~3日を目安に使い切る必要があるため、すぐに使わないときは冷蔵もしくは冷凍保存がオススメです。
万願寺とうがらしの適温は10度前後とされていることから、冷蔵するときは冷蔵庫の設定温度の高い野菜室に入れます。
ポイントを押さえて、おいしさをできる限り保った状態で万願寺とうがらしを保存しましょう。
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