ドレッシングはサラダに欠かせないアイテムですが、毎日食べると飽きてしまいますよね。

種類も豊富なため、日によって味を変えている方もいるでしょう。

ドレッシングは開封後、早めに使い切ることが推奨されています。

とはいえ、使い忘れてしまい、期限が切れたドレッシングを食べていいか悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ドレッシングの賞味期限について解説します。

賞味期限切れのドレッシングがどのようになっていくかもわかるため、食べてよいか見極める参考にしてください。

ドレッシングを開封した後の賞味期限は短いので注意

ドレッシング 賞味期限

ドレッシング開封後の賞味期限は意外に短いため、事前に確認が必要です。

メーカーによって賞味期限は異なりますが、ほとんどが開封後1ヶ月を目安に使い切るように記載されています。

とはいえドレッシングは「賞味期限」のため、必ずしも期限内に食べる必要はありません。

そもそも賞味期限とは、おいしく食べられることができる期限を指しており、正しく保存していれば期限が過ぎても食べられる場合があります。

しかし期限が過ぎる分だけおいしさは損なわれるため、一度開けてしまったドレッシングは早めに食べましょう。

ドレッシングの賞味期限はどのくらい?

ドレッシング 賞味期限

ドレッシングの賞味期限はどれくらいか、3つのパターンに分けて解説します。

使用する目安として参考にしてください。

ドレッシングの開封前

開封していない場合、ドレッシングの賞味期限は製造日から3ヶ月〜10か月ほどです。

ドレッシングの賞味期限をメーカー別にまとめましたので、見ていきましょう。

メーカー開封前賞味期限
キューピー・フレンチドレッシング(白)製造日を含めて10ヶ月
キューピー・レモンドレッシング製造日を含めて8ヶ月
ピエトロドレッシング・和風しょうゆ製造日から3か月

引用:キユーピーフレンチドレッシング(白) | 商品情報
引用:キユーピーレモンドレッシング | 商品情報
引用:ピエトロドレッシング 和風しょうゆ

メーカーや種類によって賞味期限は異なるため、すぐに使わないときは事前に確認しておきましょう。

ドレッシングの開封後

ほとんどのメーカーが開封後、1か月を目安に使い切るようパッケージに記載しています。

ドレッシングを開けた場合、常温でなく冷蔵保存するのもポイントです。

ドレッシングが空気に触れると、おいしさが損なわれてしまうのが冷蔵保存する理由とされています。

おいしい状態でドレッシングを食べられるよう、できる限り早めに食べるのがおすすめです。

手作りドレッシング

手作りドレッシングはメーカーのものと異なり、あまり日持ちしません。

使用する原料によっては日持ちする場合もありますが、殺菌工程の工夫などがされていないため長期保存の安全性は低いでしょう。

手作りドレッシングの賞味期限目安を下表にまとめました。

原料賞味期限目安
調味料のみの場合2週間ほど
マヨネーズを含んだ場合1週間以内
フルーツや野菜を入れた場合当日
乳製品を入れた場合当日
ノンオイルの場合当日

あくまで目安となりますので、手作りドレッシングは早めに消費するのをおすすめします。

手作りドレッシングは冷蔵庫で保存し、しっかり密封した状態で保存するのがポイントです。

ドレッシングの賞味期限が切れたらどうなる?

ドレッシング 賞味期限

ドレッシングは消費期限ではなく賞味期限のため、期限が多少切れても食べられます。

しかし、時間の経過とともに劣化が進んでいきます。

時間が経ったドレッシングはどうなるか解説するので、使用の判断要素としてチェックしましょう。

ドレッシングの風味が落ちる

賞味期限が切れたドレッシングは、風味が落ちておいしさが半減します。

開封を問わず、時間の経過とともに風味が悪くなるためです。

また、風味が落ちる原因として保存方法があります。

とくに油性ドレッシングは光が当たったり、温度が高かったりすることで酸化が進み、香りが減退します。

開封前で常温保存しているときでも、日光が当たらない涼しい場所に保管しましょう。

ドレッシングの酸化が進む

前述したように、油性ドレッシングは時間の経過とともに酸化が進んでいきます。

酸化すると、風味のほか味わいも変化するためおいしく食べられない場合があるでしょう。

とくに開封後のドレッシングは空気に触れることから、酸化のスピードを早めます。

油の酸化がひどい場合、食中毒を起こす可能性もあるため、賞味期限が切れた場合はとくに気をつけてください。

ドレッシングにカビが生える

賞味期限が切れたドレッシングは、カビが生えて食べられなくなっている場合があります。

浮遊物が浮いている場合、カビの可能性が高いため食べるのを控えてください。

なお、カビが生えたドレッシングはニオイと見た目が変化しているのも特徴です。

異臭がしたときは食べずに処分するのをおすすめします。

ドレッシングが変色している

賞味期限が切れて劣化したドレッシングは変色していきます。

油が多いドレッシングは、空気に触れてから1か月〜2か月ほどで酸化が進み腐敗していくためです。

したがって開封後、2か月ほどしたら酸化が進み食べられない可能性もあると覚えておきましょう。

色が明らかに変わっている場合、食べられませんのですみやかに捨ててください。

ドレッシングを振っても分離している

賞味期限が切れた油性のドレッシングは、次第に分離していく場合があります。

酸化が進むほか、正しく保存されていないケースでも分離することがあるでしょう。

振っても分離している場合、腐敗しているサインです。

容器に出しても、もとに戻らないので食べないよう注意してください。

まとめ

ドレッシングは開封後、1か月を目安に使い切ることが推奨されているため日持ちしません。

とくに油の入ったドレッシングは、酸化により傷むのが早い傾向とされています。

また、手作りドレッシングも殺菌工程などがされていないため、すぐに使い切りましょう。

期限が過ぎても食べられないわけではありませんが、風味や味わいが落ちてしまいます。

おいしく食べるためにも、ドレッシングは賞味期限内に使用しましょう。

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