ズッキーニはどれくらい日持ちする？長持ちさせるポイントや選び方を解説

ズッキーニは水分量の多い野菜のため、あまり日持ちしません。できるかぎり早く使い切るのが1番良い方法ですが、使う予定がなければ正しく保存する必要があります。

正しく保存するとズッキーニを日持ちさせられるため、ポイントをしっかり覚えましょう。この記事では、ズッキーニの保存期間目安や日持ちさせるポイントを解説します。

ズッキーニのおいしさをキープした状態で日持ちさせたい方は、ぜひ参考にしてください。

ズッキーニはどれくらい日持ちする？

ズッキーニは、保存方法によって日持ちする日数が異なります。保存方法別の日持ち目安は、以下の通りです。

ズッキーニは水分量の多い野菜のため、あまり日持ちしません。時間が経つにつれて水分が抜けてしまい、食感がスカスカになってしまうことからできるかぎり早く使い切りましょう。すぐに使わない場合は、冷凍保存するのがおすすめです。

ズッキーニを日持ちさせるポイントについて解説します。

保存方法別に紹介しますので、さっそく見ていきましょう。

ズッキーニを常温保存する場合のポイントは、以下の通りです。

ズッキーニの保存温度の目安は10度～20度のため、常温が適しています。

乾燥させないことが、ズッキーニを日持ちさせるコツです。

常温の場合でもキッチンペーパーや新聞紙に包み乾燥しないようにするとともに、ポリ袋に入れて直射日光が当たらない風通しの良い場所に保存します。湿度が高いと劣化を早める原因になるため、夏場や梅雨の時期は常温ではなく、冷蔵保存しましょう。

ズッキーニを冷蔵保存する場合のポイントは、以下の通りです。

ズッキーニは乾燥に弱いため、そのままの状態で保存すると水分が失われて劣化を早めてしまいます。水分量をできる限りキープできるよう、キッチンペーパーや新聞紙に包み、密封袋に入れて保存するのが日持ちさせるコツです。

また、カットしたズッキーニを保存する際は空気に触れないようラップでぴったり包みます。カットすると断面部分から水分が抜けてしまうため、できるかぎり早く使いましょう。

ズッキーニを保存する適温は10度～20度で、冷蔵室だと温度が低く不向きになります。そのため、ズッキーニを冷蔵保存する際は、温度が比較的高い野菜室に入れると日持ちします。

ズッキーニを冷凍保存する場合のポイントは、以下の通りです。

冷凍する際、水分が残っていると霜が発生する原因になります。霜ができると乾燥してパサパサした食感になったり、変色したりしておいしさが損なわれてしまうため、注意が必要です。

霜が発生しないよう水分を拭き取り、密封袋の空気をしっかり抜いて水分が蒸発しないよう対策するのがおいしさを保つ秘訣になります。

また、できるかぎり早く冷凍させるのも、ズッキーニを日持ちさせるコツです。冷凍に時間がかかると、水分が凍るときに発生する氷の結晶が大きくなってしまい、食感を損ねてしまいます。

急速冷凍機能を使用するほか、熱が伝わりやすい金属製のバットの上に置いて保存するのがおすすめです。

ズッキーニが腐ると、以下の症状が見られます。

腐っているズッキーニを食べると、苦みがあります。苦みがあるズッキーニを食べるとお腹をこわす可能性があるため、症状が見られた場合は処分するのが無難です。

なお、ズッキーニが腐る原因には乾燥している、または温度や湿度が保存に適していない可能性が考えられます。劣化を早めないよう、ズッキーニは正しく保存しましょう。

また、皮にシワができていたり、中がスカスカになっている場合は傷み始めている証拠で食べるのは要注意です。

鮮度の良いものを選ぶのも、ズッキーニを日持ちさせるコツになります。ズッキーニを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。

切り口がみずみずしいものは新鮮なサインになるため、ズッキーニを選ぶときはヘタにも注目するのがポイントです。新鮮なものを見極め、おいしさがキープされたズッキーニを食べましょう。

ズッキーニは水分量が多く、常温保存や冷蔵保存する場合の日持ち目安は1週間ほどになります。あまり日持ちしない野菜のため、すぐに使わないときは冷凍保存するのがおすすめです。

また、ズッキーニを保存する際は、乾燥に注意してください。乾燥すると、水分が失われて劣化を進めていく原因になります。日持ちするよう、保存のコツを押さえてズッキーニをおいしく食べましょう。

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