チンゲン菜は炒めたり煮込んだりと、さまざまな料理に活用できる野菜です。しかし、なかにはどのような下ごしらえをすればよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。

ほうれん草に似ているため、アク抜きするべきか迷う場合もあるでしょう。チンゲン菜はアク抜き不要ですが、おいしさを引き出すためには下ごしらえが重要です。

この記事では、チンゲン菜の下ごしらえをするときのポイントを3つ解説します。下茹での必要性や生食で食べられるのかといった疑問も解決できるので、参考にしてください。

チンゲン菜を下ごしらえするときのポイント

Fresh Bok Choy or Pak Choi(Chinese cabbage) in bamboo basket on wooden background, Organic vegetables

チンゲン菜を下ごしらえするときのポイントを3つ紹介します。

ポイントを押さえて、チンゲン菜のおいしさを引き出しましょう。

切り方のコツ

チンゲン菜の下ごしらえとして、まずは切り込みをいれます。はじめに、根元を薄くカットしましょう。

次に、根元から下の部分に十字の切り込みを入れます。十字の切り込みを入れることで、火の通りが早くなります。

なお、チンゲン菜は切り込みから手でさけるため、わざわざ包丁を使う必要がありません。

葉を包丁で切るとアクが出てしまうことから、チンゲン菜は手でちぎるのがおすすめです。繊維を断つようにちぎると食感がよくなり、食べやすくなります。

洗い方のコツ

チンゲン菜は根元部分に汚れや泥がたまりやすいため、しっかり洗いましょう。茎をつなげたまま洗う際は、ボウルに水を張り、流水を当て根元部分を開きながらこすり洗いします。

根元を洗ったあとは、葉を水に浸してゆすりながら洗います。なお、汚れがひどい場合は、切り込み部分からチンゲン菜をさいてばらした状態で1つずつ丁寧に洗う方法がおすすめです。

汚れや泥がついていると食感を損ねてしまうため、下ごしらえできちんと取り除いておきます。

茹で方のコツ

水1Lに対して、小さじ1の塩を入れた鍋を沸騰させます。茎をつなげたまま洗う場合は、根元から入れて30秒ほど下茹でします。

30秒経過したあとは、葉もお湯の中に入れて10秒ほど茹でましょう。茹ですぎると色や食感が悪くなってしまう原因になるため、軽く茹でることがポイントです。ザルに取り上げ、冷めたら水分を絞ってから調理します。

なお、茎と葉を分けてから下茹でする場合、沸騰した鍋に茎を30秒ほど入れます。30秒経過したら茎をザルから取り出し、その後、葉を10秒ほど茹でて水分を絞ってから調理しましょう。

チンゲン菜は下茹でが必要?

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チンゲン菜はアクが出ない野菜のため、基本的に下茹でする必要はありません。茎部分は火が通るのに時間がかかるため、あらかじめ下茹でしておくと加熱時間を短くできる点がメリットです。

ただし、葉と茎は火の通り方が異なります。同じタイミングで加熱すると葉の食感を損ねてしまう可能性もあるため、調理の際は注意しましょう。

下茹でしなくても使用できますが、チンゲン菜は根元部分に汚れや泥がたまっている場合があります。水で洗い流すなどして汚れを取り除くことは、忘れないようにしましょう。

チンゲン菜は電子レンジで下ごしらえするのもおすすめ

チンゲン菜はビタミンB群やビタミンCなど、水に溶けやすい栄養が多く含まれています。栄養を逃さないよう、電子レンジ加熱で下ごしらえするのもおすすめです。

ただし、茎部分は火が通りにくいため、電子レンジ加熱する場合は薄くカットしておきます。カットしたチンゲン菜を耐熱容器に入れたら、ラップをかけて100gあたり600Wで1分30秒ほど加熱します。

火の通りが悪いようであれば、10秒ずつ加熱しましょう。また、電子レンジ加熱したあとは、水分をしっかり絞ってから調理するのがポイントです。

チンゲン菜は生でも食べられる

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チンゲン菜は炒めたり煮たりして食べるイメージですが、生でも食べられます。シャキシャキとした食感を楽しみたいときは、生で食べるのがおすすめです。

また、チンゲン菜に豊富に含まれるビタミンCやカリウムなどを、逃さず食べられるのもメリットです。

生で食べる際は、水を張ったボウルにチンゲン菜を入れて根元部分の泥や汚れを洗い流します。汚れや泥を取り除いたら、あとはチンゲン菜を好みの大きさにカットしてドレッシングなどに和えるだけです。

なお、チンゲン菜は生で食べると特有のえぐみを感じる場合もあります。えぐみや青臭さを気にせず食べたいときは、下茹でや電子レンジ加熱で調理しましょう。

まとめ

チンゲン菜をおいしく食べたい場合は、下ごしらえをするのがおすすめです。根元部分は泥や汚れがたまりやすいため、水でしっかり洗い流さないと食感が悪くなってしまう可能性があります。

また、茹ですぎてしまうと色味や食感を損ねてしまう原因となることから、サッとお湯に通す程度に留めましょう。アクが出ない野菜のため、下茹でしなくても問題ありませんが茎部分は火が通りにくくなります。

加熱時間を短くしたい場合は、下茹でしておくとよいでしょう。下ごしらえのポイントを押さえて、ぜひチンゲン菜のおいしさを最大限引き出してください。


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