糖質制限をする際は、どのような食材を食べて良いか悩む方もいるでしょう。カボチャは、糖質が低いだけでなく、満腹感を得やすい食材のため糖質制限中におすすめです。

とはいえ、低糖質だからといって食べ方を気にせず食べ過ぎてしまうと糖質制限の効果を得られません。この記事では、カボチャが糖質制限中におすすめの理由を解説します。

効果的な食べ方も紹介するので、糖質制限中に取り入れる食材にお悩みの方は参考にしてください。

カボチャは糖質制限中におすすめ!糖質量を比較

ロロンかぼちゃ 特徴

カボチャは糖質が低い野菜のため、糖質制限中におすすめです。

お米やパンと糖質量を比較したところ、以下の違いが見られました。

可食部あたり100g糖質
日本カボチャ(ゆで)9.7g
西洋カボチャ(ゆで)22.4g
精白米35.6g
食パン46.0g

お米や食パンなどの主食と比較すると、カボチャは糖質が低いことがわかります。また、カボチャには日本カボチャと西洋カボチャの2種類があり、糖質量は異なります。

いずれのカボチャも糖質が低いものの、低糖質を重視するのであれば西洋カボチャより甘みが少ない日本カボチャがおすすめです。

引用元:文部科学省|日本食品標準成分表2020年版(八訂)

糖質制限中にカボチャを食べるのがおすすめの理由

カボチャ 栄養成分

糖質制限中にカボチャを食べるのがおすすめの理由には、糖質以外にも理由があります。

ここでは、カボチャが糖質制限中の食材におすすめの理由を解説するので、参考にしてください。

食物繊維が豊富なため

カボチャは食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消効果が期待できます。糖質制限をすると、食材が限定されて食物繊維を含む食べ物の摂取量が減り、便秘になってしまいがちです。

カボチャに含まれる不溶性食物繊維は、腸や胃の中で水分を吸収して膨張し、蠕動運動(ぜんどううんどう)により便を排出する働きがあります。そのため、お通じ解消が期待できるでしょう。

また、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする働きがある点も、カボチャを取り入れるのがおすすめの理由です。

腹持ちが良いため

カボチャは食べ応えがある食材のため、満腹感を得やすい点が特徴です。糖質制限では食材の制限により、空腹になってしまいやすい点がネックになります。

カボチャは食べ応えがあるため、主食として活用しても満足度の高い食事を食べられます。腹持ちが良い食材となることから、間食などを減らせる点も糖質制限中にカボチャを取り入れるメリットです。

むくみを解消できるため

カボチャには、カリウムが豊富に含まれています。カリウムは体内の余分なナトリウムを体外へ排出する働きがあるため、むくみ解消効果が期待できます。

糖質制限では糖質に含まれる水分によるむくみを解消できますが、カボチャに含まれるカリウムにより効果を高められる点が特徴です。

ダイエットを目的に糖質制限をする場合、むくみにより見た目や体重に変化が見られない場合があります。カリウムを含んだカボチャなどの食材により、むくみ解消効果を促すとよいでしょう。

ビタミンエースが含まれているため

ビタミンエースとは、以下3種類のビタミンの総称をいいます。

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE

3つのビタミンは、高い抗酸化作用を持っている点が特徴です。抗酸化作用は、粘膜や皮膚の保護力を高められるため、免疫力向上につながります。

糖質制限は免疫力の低下を引き起こす可能性があるため、強い抗酸化作用を持つカボチャを積極的に食べるのがおすすめです。

糖質制限中のカボチャの効果的な食べ方

Green pumpkin in basket on wooden background, Organic vegetable

ここでは、糖質制限中のカボチャの効果的な食べ方を3つ紹介します。どのようにカボチャを取り入れるべきかお悩みの方は、参考にしてください。

主食をカボチャに置き換える

1食の主食を米やパンではなく、カボチャに置き換える方法が効果的です。前述したように、米やパンに比べて、カボチャの糖質は低い傾向といえます。

カボチャを置き換える場合は、活動量が減る夜ごはんがおすすめです。活動量が減ると、消費されず残ったエネルギーが脂肪になるため、カボチャに置き換えて糖質制限をしましょう。

間食にカボチャを取り入れる

カボチャは、おやつ代わりに取り入れるのがおすすめです。糖質制限に慣れないうちは、空腹感を得やすく、間食量が増えてしまいがちになります。

食べすぎを防ぐためには、満腹感を得やすいカボチャをおやつとして食べるのが効果的です。カボチャは甘みもあるため、満足度も高く糖質制限中にピッタリのおやつといえます。

カボチャプリンやチップスなど、カボチャはさまざまな食べ方が可能です。満腹感を得られるよう、間食にはカボチャを取り入れましょう。

調理法に合わせて食べる量を調整する

カボチャは糖質が低い野菜といっても、調理法によっては糖質量が高くなるため注意が必要です。食べ過ぎてしまうと、糖質制限の効果を得られない可能性があります。

たとえば、コロッケやカボチャの天ぷらは食べやすいメニューですが、油を使っているため糖質は高めです。調味料をかけるとさらに糖質が高くなるため、かけすぎには注意しなければなりません。糖質制限をする際は揚げるのではなく、ノンフライ調理を行うなど、食べ方にも工夫しましょう。

まとめ

カボチャはパンや米などの主食に比べて糖質が低いため、糖質制限中に取り入れるのにおすすめです。ビタミンエースや食物繊維、カリウムなど、身体に良い栄養が豊富に含まれている点もカボチャを取り入れるメリットといえます。

カボチャを効果的に取り入れる際は、1食主食を置き換える、もしくは間食として活用する方法があります。ただし、調理法によって糖質量が異なるため、注意が必要です。糖質制限をする際は、良い効果をもたらすカボチャをぜひ取り入れてみてください。

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