チンゲン菜をすぐに使わない場合、保存方法に悩む人も多いのではないでしょうか。

チンゲン菜は冷蔵保存すると、あまり日持ちしません。

すぐ使わないときは、冷凍保存がオススメです。

この記事では、チンゲン菜を冷凍保存するときのポイントと栄養を逃しにくい食べ方も紹介します。

冷凍したチンゲン菜をおいしい状態で食べたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

チンゲン菜は冷凍保存できる?

チンゲン菜 冷凍保存

チンゲン菜は冷凍保存できますが、シャキシャキとした食感は失われます。

本来、歯応えが特徴の野菜は冷凍に不向きです。

しかし、すぐに使わないのであれば、冷凍した方が長持ちできます。

チンゲン菜を冷凍するときのポイントは、以下の4つです。

● 乾燥させない
● 水分はしっかり拭き取る
● 粗熱をとってから冷凍
● 素早く冷凍する

 
チンゲン菜は乾燥に弱い野菜のため、保存するときは空気に直接ふれないよう、密封袋に入れてください。

素早く冷凍することで組織の損傷をできるかぎり抑えられるため、味や食感を保てます。

ステンレスなどの金属製トレーに平たい状態にして入れて冷凍すると、素早く冷凍できます。

冷凍庫の扉を開閉する回数が減る夜に冷凍すると、冷却効率がさらにアップするのでオススメです。

チンゲン菜の冷凍保存方法を紹介

チンゲン菜 冷凍保存

チンゲン菜は、生と下茹で、どちらでも冷凍保存できます。

それぞれの保存方法とメリットについて紹介しましょう。

チンゲン菜を下茹でしてから保存

チンゲン菜は、下茹でしてから冷凍保存すると食感においの変化を抑えられます。

硬めに下茹でするのが、ポイントです。

冷凍保存の方法は、以下のとおりです。

1.チンゲン菜の根元を切り落とす
2.好みの大きさにチンゲン菜をカットする
3.水を張ったボウルに、チンゲン菜を入れて洗う
4.キッチンペーパーで水分を拭き取る
5.湯1Lに対して、小さじ2の塩を加える
6.茎は30秒、葉は10秒ほど茹でる
7.冷水に入れる
8.水気がなくなるまで絞る
9.密封袋に、平らな状態にして入れる
10.密封袋の空気を抜いて冷凍庫で保存

茎と葉は茹で時間が異なるため、チンゲン菜をカットするときに分けるのがオススメです。

下茹でした冷凍チンゲン菜は、1か月を目安に使い切ってくださいね。

チンゲン菜を生の状態で保存

生のまま冷凍すると、食感がしんなりするため、やわらかくなります。

保存方法は、以下のとおりです。

1.根元を切落す
2.好みの大きさにチンゲン菜をカットする
3.水を張ったボウルに、チンゲン菜を入れて洗う
4.キッチンペーパーで水気を拭き取る
5.密封袋に、平らな状態にして入れる
6.密封袋の空気をしっかり抜いてから冷凍庫で保存

チンゲン菜を四つ割りの状態で保存

チンゲン菜は、担担麺のトッピングでもよく見られる四つ割りの状態で冷凍保存も可能です。

保存方法は、以下のとおりです。

1.チンゲン菜を縦にカットする
2.水を張ったボウルに入れて洗う
3.水気を拭き取る
4.密封袋に、平らな状態にして入れる
5.密封袋の空気をしっかり抜いてから冷凍保存

チンゲン菜は、茎と茎の間に土やホコリなどの汚れがたまっています。

汚れを落とすときは、葉を押し広げながら流水で洗うのもポイントです。

四つ割りのチンゲン菜は、3週間を目安に使い切ってください。

すぐ使うならチンゲン菜の保存には冷蔵がオススメ

すぐ使う場合、チンゲン菜の保存には冷蔵がオススメです。

チンゲン菜を冷凍すると、食感が変わってしまいます。

チンゲン菜の食感を楽しむためにも、すぐに使い切れそうなときは冷蔵保存しましょう。

冷蔵保存の方法は、以下のとおりです。

1.チンゲン菜を袋から取り出し、湿らせたキッチンペーパーで包む
2.ポリ袋に入れて軽く口を閉じる
3.根元を下にして立てた状態で野菜室に保存

チンゲン菜を寝かせた状態で保存すると、葉が傷む原因となります。

劣化のスピードをゆるやかにするためにも、チンゲン菜は立てて保存してください。

冷蔵保存したときは、3〜5日を目安に使い切ってくださいね。

ペットボトルなどの容器に入れると、保存しやすいです。

また、チンゲン菜をカットした状態で保存すると、切り口から傷みやすくなるため、劣化のスピードが早くなる原因です。

また、チンゲン菜をカットするときは包丁でなく、手で茎の部分からちぎって使いましょう。

冷凍したチンゲン菜の栄養を逃さない食べ方は3つ

チンゲン菜 冷凍保存

買ったチンゲン菜を早めに冷凍保存することで、鮮度を保てます。

せっかく鮮度を保つなら、栄養を逃さずに食べましょう。

冷凍したチンゲン菜の栄養を逃さない3つの食べ方を紹介します。

βカロテンの働きを高める栄養と一緒に食べる

βカロテンの働きを高める栄養として、リコピンが挙げられます。

リコピンとβカロテンは、同じカロテン類に分類されますが、リコピンの抗酸化作用はβカロテンの2倍以上と言われているのです。

βカロテンとリコピンを一緒にとることで、抗酸化作用がさらに期待できます。

リコピンを多く含む野菜といえばトマトです。

トマトは、ビタミンCやクエン酸も豊富です。

リコピン豊富なトマトとチンゲン菜を一緒に食べて、免疫機能をアップさせましょう。

カルシウムの吸収を助ける栄養と一緒に食べる

チンゲン菜には、カルシウムが多く含まれています。

そのため、カルシウムの吸収率を上げるビタミンKやビタミンDと一緒に食べるのがオススメです。

ビタミンDが多く含まれている食材には、シャケブリしらすなどが挙げられます。

また、ブロッコリー納豆などがビタミンKを多く含んでいる食材です。

ビタミンKとビタミンDはどちらも脂溶性のため、冷凍したチンゲン菜を油で炒めて食べると、吸収率が上がります。

鉄分の吸収率を高める栄養と一緒に食べる

チンゲン菜を代表する栄養には、鉄分が挙げられます。

鉄分の吸収率を高めるためには、ビタミンCや動物性たんぱく質と一緒にとるのがオススメです。

ビタミンCを含む食材には、ピーマンブロッコリーキャベツが挙げられます。

また、肉類牛乳などの乳製品が動物性たんぱく質を多く含んでいる食材です。

ビタミンCは水に溶けやすい性質なので、スープにして汁ごと食べるとよいでしょう。

まとめ

チンゲン菜を冷凍すると、シャキシャキとした歯応えが失われ、やわらかくなります。

チンゲン菜を冷蔵すると日持ちしないため、すぐに使わないときは冷凍保存がオススメです。

チンゲン菜の鮮度をできるかぎり保って冷凍保存するには、乾燥させないようにし、急速冷凍するのもおいしさを保つ秘訣です。

リコピンビタミンKビタミンCなどが豊富な食材と一緒に食べることで、チンゲン菜に含まれる栄養の吸収率をアップできます。

冷凍保存ポイントを押さえて、チンゲン菜をおいしい状態で食べましょう。

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