こんにちは!
野口ファーム代表の野口俊です。

皆さんお元気でしょうか?あっという間に5月下旬になりましたね。今年は暑かったり肌寒かったり気温の上下が激しかった5月、そして、これから梅雨の季節に突入しますが、美味しい野菜を食べて元気に過ごしましょう!

さて、今日はいよいよ収穫が始まる『完熟たまねぎ』のお話です。

12月頃から『幻の冬の新たま』を収穫し始め、 5月末、新たまねぎの収穫が終わろうとしています。
今シーズンもたくさんの方にご注文をいただき、新たまたちが元気に旅立っていってくれたことを本当に嬉しく思います。

そして、新たまねぎが終わるとすぐにやってくるのが『完熟たまねぎ』です。
約半年間ずーっと収穫していた『新たま』に比べ、『完熟たまねぎ』の収穫期間は6月上旬のみ、わずか10日程です。
収穫は短期間で一気に行います。その後、乾燥させてから冷蔵庫に入れて保管し、随時出荷していくスタイルです。

短期決戦はスピードが勝負!
しかも6月上旬は梅雨入りとかなさるので、より効率的に収穫を進める必要があります。

今日は『完熟たまねぎ』の収穫作業について、野口ファームは、どのような手順で進めていくのか、詳しくお伝えいたしますね。

完熟玉ねぎが収穫されるまで

1.まず登場するのは、掘取機(ほりとりき)です。

完熟玉ねぎの収穫

このマシンはたまねぎを引っこ抜くと同時に、上の緑の葉っぱを切り落としてくれる優れもの。たまねぎを傷つけないように操作技術が求められます。

完熟玉ねぎの収穫

掘取機が通ったあとは、このような感じです。葉っぱが切られてきれいに並んでいます。
この作業を人の手でしたら、相当時間と体力が消費されます。

完熟玉ねぎの収穫

2.次に登場するのがピッカーです。

完熟玉ねぎの収穫

この機械は、たまねぎを拾い上げコンテナに入れてくれる優れもの。
あまりのスピードで拾ってくれるので、人の操作が追い付かないこともあります。笑

完熟玉ねぎの収穫

ピッカーが通ったあとはこのような感じです。キレイにコンテナに入りました。

完熟玉ねぎの収穫

3.次はいよいよ、たまねぎを倉庫に持って帰る工程です。
ココで登場するのが、農民車&軽トラです。

完熟玉ねぎの収穫

約20kgのコンテナを荷台のパレットに乗せていきます。
ここは、思いっきり男子のパワー頼み。気合と根性が必要です。
4段目になると結構キツイ!

完熟玉ねぎの収穫

この作業は野口ファームの中でも、大変な作業ベスト3の筋トレ作業です。
今年は2500ケース程を一気に収穫予定です。苦笑

完熟玉ねぎの収穫

持って帰ってくるとリフトで下ろして、乾燥させるためにハウスたまねぎ小屋に入れていきます。

完熟玉ねぎの収穫

このような感じで、たーっくさんのコンテナが積み上げられて乾燥させていきます。

完熟玉ねぎの収穫

以上、収穫完了!

いかがでしたか?

完熟たまねぎの収穫は、機械をたくさん使いながら、この工程を何度も繰り返していきます。
梅雨の合間の晴れ間をめがけての作業なので、天気に左右されるのは、毎年恒例。
日頃の行いが試される時期でもあります。

収穫中はお祭りのように、淡路島中にたまねぎを乗せたトラックが走り回っています。
収穫前はとにかくドキドキしますが…
あと15日後には、無事に2500ケースの完熟たまねぎが収穫できていますように!

そして終わった頃にはみんな筋肉モリモリで乾杯したいと思います。笑

完熟たまねぎの出荷は6月10日頃の予定です。
お楽しみに~!

人生と野菜の語り人
野口 俊

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