アスパラガスは、シャキシャキした食感がクセになる野菜です。冷凍でも保存できますが、できる限り食感を損ねたくない方もいるでしょう。

ふにゃふにゃになるのを防ぐコツとあわせて、アスパラガスの保存ポイントを押さえておくのがおすすめです。

この記事では、アスパラガスの冷凍保存方法を紹介します。ふにゃふにゃになるのを防ぐコツや解凍の仕方もまとめたので、参考にしてください。

アスパラガスの冷凍保存3選

アスパラガスの冷凍保存方法をパターン別に紹介します。

用途にあわせて使い分けられるよう、それぞれの保存ポイントを見ていきましょう。

生のまま冷凍保存する

アスパラガスを冷凍する際は、下処理してから保存します。根元部分は皮が硬く、筋が多いため下処理で取り除いておきましょう。

アスパラガスの根元から数cmの部分を折り曲げると、硬い部分から柔らかい部分の境目あたりで折れます。次に、アスパラガスの根元を3~5cmほどピーラーで剥くと冷凍したあとでも食べやすくなります。

下処理を済ませたあとはアスパラガスを好みの大きさにカットしてからラップで包み、密封袋に空気が入らないようにして冷凍庫へ保存してください。生の状態で冷凍保存したアスパラガスは、3週間ほどを目安に使い切りましょう。

下茹でしてから冷凍保存する

アスパラガスを下茹でしから冷凍保存すると、色鮮やかな状態を維持できます。まずは、生のまま冷凍保存する場合と同様に下処理をしましょう。

アスパラガスの根元から数cmの部分を折り曲げると、硬い部分から柔らかい部分の境目あたりで折れます。次に、アスパラガスの根元側を3~5cmほどピーラーで剥くと冷凍したあとでも食べやすくなります。

水1Lに対して、塩小さじ½を目安にアスパラガスを1分ほど茹でるのがポイントです。硬めに茹でることで、冷凍しても食感が損なわれにくくなります。

粗熱をとったあとは、好みの大きさにカットしてラップで包んでから密封袋へ入れて保存します。下茹でして冷凍保存したアスパラガスは、3週間ほどを目安に使い切りましょう。

電子レンジで加熱してから冷凍保存する

電子レンジで加熱してから冷凍すると、アスパラガスの栄養を逃さず保存できます。アスパラガスに多く含まれている葉酸やカリウムは水溶性のため、茹でると水に栄養が流れでてしまいます。

栄養をキープした状態で冷凍保存する方法として、電子レンジが効果的です。まずは、生のまま冷凍保存する場合と同様に下処理をしましょう。

アスパラガスの根元から数cmの部分を折り曲げると、硬い部分から柔らかい部分の境目あたりで折れます。次に、アスパラガスの根元側を3~5cmほどピーラーで剥くと冷凍したあとでも食べやすくなります。

下処理を済ませたあとは、アスパラガスを耐熱容器に入れて500Wで2分ほど加熱してください。粗熱をとり、キッチンペーパーで水分を拭き取ってから好みの大きさにカットし、ラップで包んで密封袋に入れてから冷凍保存します。

電子レンジで加熱してから冷凍保存したアスパラガスは、3週間ほどを目安に使い切りましょう。

冷凍保存したアスパラガスの解凍の仕方

asparagus on a dark wood background. the toning. selective focus

冷凍保存したアスパラガスは、主に以下の解凍方法があります。

  • 冷凍状態のまま炒める
  • 電子レンジで加熱してから使用する
  • 茹でて解凍する

食べ方によって解凍方法は異なりますが、例えばアスパラガスを炒めて利用する場合は冷凍状態のままフライパンに直接投入するのが有効です。

解凍時に、余分な水分を飛ばせる点も炒めるメリットになります。また、電子レンジを利用する場合は、1本あたり500W50秒程度で加熱し、加熱状況を見ながら10秒ずつ追加して好みの硬さにしましょう。

サラダなどでアスパラガスを利用する場合は、電子レンジや茹でて解凍するのがおすすめです。

アスパラガスを冷凍してふにゃふにゃになるのを防ぐコツ

Farmer holding freshly picked green asparagus close up

アスパラガスを冷凍庫で保存する際は、急速冷凍を使いましょう。ふにゃふにゃになってしまう原因は、冷凍過程によるものです。

凍らせる際、アスパラガスに含まれる水分が氷の結晶となって細胞を破壊してしまいます。ゆっくり凍るほど氷の結晶は大きくなるため、食感や風味が損ねやすくなるのです。

ふにゃふにゃになるのをできる限り防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • 金属トレーの上に乗せるなど急速冷凍する
  • 空気に触れないようしっかり密封する
  • 水分を拭き取ってから冷凍保存する

冷凍のポイントを押さえることで、食感がふにゃふにゃになるのをできる限り防げます。

まとめ

アスパラガスの冷凍方法には、生のままや下茹で、電子レンジの3つのパターンがあります。解凍時にふにゃふにゃになるのを防ぐためには、できる限り素早く冷凍するのがポイントです。

金属トレーの上に乗せたり、重ならないようにしたりして、氷の結晶が大きくならないようにしましょう。

アスパラガスはパスタやスープ、炒め物などさまざまなメニューに活用できます。冷凍のコツを押さえたうえで、アスパラガスをおいしい状態で保存しましょう。

\自然豊かな淡路島の野菜をご自宅で/

淡路島の農家「野口ファーム」では全国の皆様に新鮮なお野菜をお届けしています。

美味しいお野菜を届けるために、365日真心込めて育てています。

四季折々のお野菜を、ぜひご自宅でお楽しみください^ ^

感動の野菜をお届けしています 感動の野菜をお届けしています