夏野菜の王様と呼ばれているゴーヤには、栄養が豊富に含まれています。ゴーヤを食べるのであれば、できるかぎり栄養をキープした状態で食べたいと思う方も多いのではないでしょうか。

鮮度を保つためには、保存方法が重要です。特にゴーヤは水や乾燥に弱い野菜のため、保存時のコツをしっかり覚えましょう。

この記事では、ゴーヤの保存方法と期間をパターン別に解説します。長持ちさせるためのポイントもわかるので、ゴーヤの保存方法にお悩みの方は参考にしてください。

ゴーヤを保存するときに押さえておきたいポイント

ゴーヤの鮮度をできるかぎり保った状態で保存するポイントは、以下の通りです。

  • 種とわたを取り除いてから保存する
  • 乾燥対策をする
  • 濡れた状態で保存しないよう水分を拭き取る

ゴーヤは乾燥と水に弱い野菜のため、対策を講じたうえで保存するのが長持ちさせるポイントになります。また、わたと種は水分が多い部分です。

わたと種をつけた状態で保存すると、劣化を早めてしまう原因となるため、取り除きましょう。

パターン別|ゴーヤの保存方法と期間

ゴーヤの保存方法をパターン別に紹介します。

保存期間の目安もわかるので、できるかぎり日持ちできるよう正しい保存方法を押さえましょう。

常温保存

1本丸ごと保存する場合は、常温で保存できます。常温で保存するときのポイントは、以下の通りです。

  • ゴーヤを1本ずつキッチンペーパーや新聞紙などに包む
  • 乾燥しないようポリ袋に入れる
  • 直射日光の当たらない冷暗所に立てて保存する

常温の場合、1~2日ほどを目安に使い切りましょう。なお、ゴーヤは気温が28度以上になると追熟により、黄色に変色する可能性があります。すぐに使い切らない場合は、冷蔵保存するのがおすすめです。

冷蔵保存

冷蔵保存するときのポイントは、以下の通りです。

  • 縦半分にカットし、わたと種を取り除く
  • キッチンペーパーなどで水分を拭き取る
  • カットしたゴーヤをキッチンペーパーや新聞紙などで包む
  • 密封袋に入れ、乾燥しないよう空気を抜く
  • 切り口を下にして野菜室で保存する

ゴーヤの保存に適した温度は10~15度で冷蔵室はやや不向きなため、野菜室に入れて保存しましょう。

切り口部分から水分が出てくるため、保存時は切り口を下にするのが長持ちさせるコツです。なお、冷蔵室に入れたゴーヤは4~5日を目安に使い切ってください。

冷凍保存

ゴーヤは冷凍保存も可能なため、すぐに使わない場合は冷凍庫へ入れましょう。冷凍保存するときのポイントは、以下の通りです。

  • ゴーヤを縦半分にカットし、わたと種を取り除く
  • 好みの大きさにカットする
  • 重ならないよう平らにした状態でゴーヤを密封袋に入れる
  • 空気をしっかり抜き、冷凍庫へ保存する

苦みを抑えたい場合は、冷凍する前に塩をふって5分ほど放置します。軽く水で流し、水分を拭き取ってから冷凍庫へ入れます。

保存スピードが早いほど鮮度を保った状態で保存できるため、急速冷凍するのがおすすめです。急速冷凍がない場合、金属トレーの上に密封袋を置きましょう。

冷凍保存した場合、2週間を目安にゴーヤは使い切ってください。なお、ゴーヤは下茹でしてから冷凍保存も可能です。

下茹でしてから冷凍保存する際は、粗熱をとり、水分をしっかり拭き取ってから冷凍室へ入れます。

乾燥保存

長期保存したい場合は、乾燥するのがおすすめです。ゴーヤを乾燥させることで日持ちするほか、水分が抜けるため苦味が軽減されます。

ゴーヤを輪切りにし、ザルに並べて天日干しするだけとやり方も簡単です。天日干しする際、湿度が高かったり寒暖差が激しかったりするとカビが生えてしまう可能性があるため避けましょう。

乾燥したゴーヤは1ヶ月以上保存できるので、すぐに使う予定がなければ乾燥するのがおすすめです。お湯に入れると食感がやわらかくなり、生のゴーヤに近い状態で食べられます。

冷凍ゴーヤの解凍方法

ゴーヤ

冷凍ゴーヤは自然解凍せず、そのままフライパンや鍋に入れて加熱調理できます。お浸しなどにして食べる場合は、冷蔵庫に入れて自然解凍するか流水解凍するのがおすすめです。

流水する際は、密封袋に入れたまま解凍します。解凍後は水分をキッチンペーパーなどでしっかり絞ってから調理しましょう。

すぐに解凍したい場合、電子レンジで軽く加熱しても問題ありません。電子レンジを使用する場合は、加熱しすぎないよう少しずつ加熱するのがポイントです。

まとめ

ゴーヤの鮮度をできるかぎり保つためには、正しい方法で保存する必要があります。保存方法によって保存期間が異なるため、すぐに使わない場合は冷蔵や冷凍を検討しましょう。

ゴーヤは水や乾燥に弱い野菜であることから、濡れている、もしくはそのままの状態で保存するのは避けてください。また、わたや種は取り除いてから保存すると日持ちします。ポイントを押さえ、おいしさをキープした状態で栄養豊富なゴーヤを保存しましょう。


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