ブロッコリーを使うとき、茎は捨ててしまうという方もいるのではないでしょうか。
茎にはつぼみより多く含まれている栄養があるので、捨てるのはもったいないです。
茎を使ったメニューのレパートリーも豊富なので、余すことなく使い切りましょう。
この記事では、ブロッコリーの茎に含まれている栄養素を解説します。
健康にうれしい栄養素がたっぷり入っている茎の魅力を、ぜひ知ってみてください。
ブロッコリーの茎を代表する栄養素とは
![ブロッコリー 茎 栄養素](https://noguchi-farm.com/wp-content/uploads/2023/07/AdobeStock_197393480-1024x650.jpeg)
捨ててしまいがちなブロッコリーの茎ですが、つぼみの部分よりビタミンCやβカロテンが豊富に含まれています。
つぼみとは異なる食感も楽しめるため、余すことなく使いましょう。
ここでは、茎に多く含まれている栄養素について解説します。
ビタミンC
茎には、美容にもうれしいビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCといえば美容によいイメージですが、実は強力な抗酸化作用を持つ栄養です。
体内では、ストレスやウイルスに対抗するため活性酸素が作られます。
活性酸素はガンや老化、動脈硬化といった生活習慣病の原因となるわけです。
ビタミンCは活性化酸素によって酸化ダメージを受けた細胞を元気にする役割があります。
また、シミやしわのもとと言われるメラニン色素の生成を抑える働きがあるのも、ビタミンCの魅力です。
美容はもちろん健康にもうれしい効果が期待できるため、ビタミンCを豊富に含む茎を捨てるのはもったいないですよ。
βカロテン
健康に欠かせない栄養とされるβカロテンは、ブロッコリーのつぼみより茎に多く含まれています。
βカロテンは体内でビタミンAに変わるのが特徴です。
ビタミンAはのどや鼻、消化器官といった粘膜を正常に保ち、ウイルスや乾燥から守ってくれる働きがあります。
さらにビタミンC同様、活性酸素を除去する役割もあり、老化や生活習慣病の予防効果もあると言われているのです。
子どもの発育にも欠かせない栄養のため、βカロテン豊富な茎は捨てずに食べましょう。
葉酸
「造血のビタミン」と呼ばれる葉酸も、ブロッコリーの茎には豊富に含まれています。
葉酸はビタミンB12とともに、赤血球のもとになる赤芽球を作る働きがあるのです。
赤芽球を作ることで、正常な造血を促し赤血球が作られるのをサポートします。
さらに、新たな細胞を合成する働きもあるため胎児の発育にも不可欠な栄養です。
つぼみにも葉酸は含まれていますが、茎のほうが多いため余すことなく料理に取り入れてください。
ブロッコリーの茎はレンジで簡単に下ごしらえできる
ブロッコリーの茎はそのまま料理に使えますが、繊維が硬く食べにくいと感じるかもしれません。
そのため、茎は外側の硬い部分を剥いてから食べるのがオススメです。
皮の剥き方は以下の通りです。
1.根元の硬い部分は切り落とす
2.茎を縦半分にカットする
3.半分にカットした茎を耐熱容器に入れる
4.電子レンジ600W40秒で加熱する
5.外側の皮を剥く
電子レンジで加熱したあとに皮をめくるときは、やけどに注意してください。
ブロッコリーの茎を使ったオススメレシピ
![ブロッコリー 茎 栄養素](https://noguchi-farm.com/wp-content/uploads/2023/07/AdobeStock_612739022-1024x683.jpeg)
ブロッコリーの茎特有のコリコリした食感を活かした、オススメレシピを紹介します。
あと一品欲しいときにもピッタリなメニューばかりです。
茎の食べ方に悩んでいる方は、さっそくチェックしましょう。
ザーサイ風
茎のコリコリ感を活かしたいときは、ザーサイ風にして食べましょう。
電子レンジだけで簡単に作れるため、あと一品ほしいときにもピッタリです。
ラー油を入れればピリッとした味つけになり、お酒のアテに最適です。
硬さは好みに合わせて調整してみてくださいね。
きんぴら
茎のシャキシャキ感を味わいたいときは、きんぴらにして食べるのもオススメです。
ごぼうとは異なる歯応えがあります。
また、細切りで加熱するため、食べやすくなるのもうれしいポイントです。
ご飯との相性もバツグンなので、ぜひ作ってみてください。
肉巻き
茎の食感はアスパラガスにも近いため、ベーコンや豚バラ肉を巻いて食べるのもオススメです。
また、茎に多く含まれているβカロテンは油と一緒にとることで、吸収率がアップします。
βカロテンの栄養をしっかりとりたいときにもピッタリです。
なお、肉巻きにするときは茎を電子レンジで加熱して、好みの硬さにしておきましょう。
スープ
茎はスープにしてもおいしく食べられます。
スープにすると、水に溶けやすい性質のビタミンCや葉酸の栄養を逃すことなく取り入れられます。
スープにする場合、茎が硬すぎると気になってしまうので、皮を厚めに剥いてから使うのがオススメです。
ほかの野菜と組み合わせると、より食べやすい一品になります。
ブロッコリーの茎を保存するときは冷凍がオススメ
![ブロッコリー 茎 栄養素](https://noguchi-farm.com/wp-content/uploads/2023/07/AdobeStock_511977343-1024x683.jpeg)
ブロッコリーのつぼみはもちろん、茎を冷蔵するときの保存期間は2~3日ほどになります。
そのため、すぐに使わないときは1か月ほど日持ちする冷凍保存がオススメです。
使いやすい大きさに茎をカットし、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。
密封袋に入れるときは、空気をしっかり抜くのもポイントです。
使うときは、凍ったままスープや煮込み料理などに入れてください。
すぐに使わないときは、早めに冷凍保存して鮮度をキープしましょう。
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まとめ
ブロッコリーの茎には、つぼみ部分よりビタミンCやβカロテンが多く含まれています。
コリコリとした食感があり、おつまみやスープにして食べるのもオススメです。
茎はそのまま食べられますが、外側の皮が硬いと感じるかもしれません。
食べにくいと感じたときは、皮を剥いてから調理してください。
茎の栄養素を知り、余すことなくブロッコリーを使いましょう。
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