白くてかわいらしい見た目のカリフラワーは、ダイエット効果のある食材といわれています。
なぜなら、カリフラワーにはダイエットに適した栄養が豊富に含まれているためです。
どのようなダイエット効果があるのか、まずはカリフラワーの摂取によりもたらされる効果を理解しておきましょう。
この記事では、カリフラワーのダイエット効果を解説します。
ダイエット効果を高める食べ方やブロッコリーとの違いもわかるので、ダイエット中の食材にカリフラワーを取り入れたい方はぜひ参考にしてください。
カリフラワーのダイエット効果とは
カリフラワーはダイエット中におすすめの食材です。
ダイエット効果について詳しく解説するので、カリフラワーがおすすめの理由を知りたい方はチェックしてみてください。
カリフラワーに含まれるビタミンCは代謝を高める
カリフラワーには代謝をサポートするために必要なビタミンCが豊富です。
ビタミンCは、様々な細胞に栄養を届ける栄養素のため、ビタミンCをしっかりと摂取することで栄養をスムーズに細胞に取り込めます。
代謝がアップすれば消費カロリーが増えるため、痩せやすい体に近づくことが可能です。
カリフラワーはお通じ解消効果がある
カリフラワーは食物繊維が豊富で、便秘解消効果が期待できます。
ダイエットのために、食事量を減らす人は少なくありません。
食事量が少なければ、便のカサが減って便秘になってしまう可能性があります。
カリフラワーは、不溶性食物繊維を多く含んでいるのが特徴です。
不溶性食物繊維は便のカサを増やし蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にして、便通を促します。
また、食物繊維は整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制効果もあります。
血糖値が急激に上昇すると、インスリンと呼ばれるホルモンが分泌され、血中糖分を脂肪に変えて体に溜め込む働きがあるのです。
ダイエット中は血糖値の上昇を緩やかにできるよう、食物繊維豊富なカリフラワーを食べるとよいでしょう。
カリフラワーでむくみを解消できる
カリフラワーは、むくみ解消効果を持つカリウムを多く含む食材です。
むくみはダイエットの大敵といえます。
人間の身体の60〜70%は水分でできており、体内の水分が増加するとむくみにより体重が増えやすくなります。
せっかくダイエットしていても、むくみにより体重が増えるとモチベーション低下につながりかねません。
また、むくみをそのままにすると血行不良を引き起こして脂肪がつきやすくなってしまいます。
そのため、ダイエット中は、むくみ対策としてカリウムを多く含むカリフラワーを食べるのが効果的です。
カリフラワーは糖質が低い
カリフラワーは低糖質な食材のため、ダイエット向きです。
カリフラワーライスが注目を集めているように、カリフラワーはご飯の置き換えに適しています。
カリフラワーと白米の糖質量の違いは、以下の通りです。
可食部100gあたり
カリフラワー(ゆで) | 1.9g |
うるち米 | 35.6g |
比較してもわかるように、主食をカリフラワーに置き換えるとダイエット効果が期待できます。
そのため、糖質オフしたいときにカリフラワーはおすすめです。
カリフラワーのダイエット効果を高める食べ方
カリフラワーのダイエット効果を高める食べ方を2つ解説します。
ダイエット中、カリフラワーをどのように食べるべきかお悩みの方は見ていきましょう。
カリフラワーライスにする
カリフラワーのダイエット効果を高めたい場合、カリフラワーライスにするのがおすすめです。
前述したよう、カリフラワーは低糖質、かつ食物繊維やビタミンBといった栄養も豊富なため、白米に置き換えるとダイエットによい影響をもたらします。
カリフラワー特有の優しい甘みを感じられるだけでなく、食感があり食べ応えは抜群です。
なお、カリフラワーライスの作り方は、以下の通りです。
1. カリフラワーを細かく刻む
2. フライパンで炒める
3. 塩を少し振るう
4. 加熱できたら完成
フライパンのほか、電子レンジに刻んだカリフラワーを入れて600W3分でカリフラワーライスが作れます。
カリフラワーを蒸す
カリフラワーライスだけでなく、カリフラワーは蒸して食べるのもおすすめです。
蒸すことで、甘みが引き立つうえに、ほくほくとした食感を楽しめます。
蒸し方は、以下の通りです。
1. 小分けにカットする
2. 加熱していないフライパンにカリフラワーを入れる
3. コップ1杯分くらいの水を入れる
4. 蓋をして中火で蒸す
5. 水分がなくならない程度に蒸す
6. 串が刺さるくらいになったら完成
ポテトサラダ風や野菜蒸しなどにして食べると、カリフラワーライスとは異なるおいしさを味わえます。
カリフラワーとブロッコリーどちらがダイエットによい?
カリフラワーに似た野菜に、ブロッコリーがあります。
ブロッコリーもダイエット向き食材といわれているため、どちらが効果を高められるのか気になる方もいるでしょう。
カリフラワーとブロッコリーの主な栄養を比較してみたので、参考にしてみてください。
可食部100gあたり
糖質 | たんぱく質 | 食物繊維 | カリウム | ビタミンC | |
カリフラワー(ゆで) | 1.9g | 2.7g | 3.2g | 220mg | 53mg |
ブロッコリー(ゆで) | 0.9g | 3.9g | 4.3g | 210mg | 55mg |
カリフラワーに比べてブロッコリーのほうが栄養価は高いですが、食感にも違いがあります。
ブロッコリーは茹でるとコリコリと歯応えの良さがあるのに対し、カリフラワーは茹でるとホロホロとした食感が特徴です。
どちらもダイエットに向いている食材なので、栄養や食感、食べ方の違いから好みのほうを食べましょう。
まとめ
カリフラワーはお通じ解消や代謝を高める効果など、ダイエットに適した栄養を多く含んでいます。
白米に比べて糖質が低いため、カリフラワーライスにして置き換えて食べるのもおすすめです。
ただし、カリフラワーは食物繊維が豊富な食材です。
食べすぎてしまうと、腹痛を引き起こしてしまう可能性もあるため、バランスのよい食事を心がけましょう。
ダイエット効果を踏まえたうえで、カリフラワーを食事に取り入れてみてください。
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