カリフラワーはサラダやピクルス、さらにはお米の代わりなどさまざまな食べ方を楽しめる食材です。

そのため、万能なカリフラワーを、できるかぎり長持ちさせたいと思う方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではカリフラワーの保存方法をパターン別に解説します。

冷凍するときの注意点もわかるので、栄養やおいしさをキープした状態のカリフラワーの保存方法を知りたい方は参考にしてください。

カリフラワーの保存方法をパターン別に解説

カリフラワー 保存方法

カリフラワーの保存方法を、パターン別に解説します。

使うタイミングにあわせて保存方法を変え、カリフラワーを長持ちさせましょう。

カリフラワーをすぐに使うときは丸ごとの状態で冷蔵保存

カリフラワーを冷蔵保存するときは、乾燥しないようにするのがポイントです。

日持ちしない野菜のため、乾燥を防ぐことが長持ちする秘訣といえます。

保存方法は、以下の通りです。

  1. 湿らせたキッチンペーパーで茎全体を覆う。
  2. ポリ袋にカリフラワーを入れて、袋の口を軽く閉じる。
  3. 冷蔵の野菜室に立てた状態で保存する。

横に寝かせた状態で保存すると、下になった部分が傷みやすくなります。

そのため、カリフラワーは立てた状態で保存するのがベストです。

なお、生の状態で保存していると成長が進み、劣化を早めてしまう原因となります。

すぐに食べない場合、ゆでて冷蔵保存しましょう。

カリフラワーをすぐに使わないときは下ゆでしてから冷蔵保存

カリフラワーは日が経つにつれて、甘みや栄養などが落ちてしまいます。

せっかくの栄養を逃さないためにも、すぐに使わないときは下ゆでしてから冷蔵保存しましょう。

保存方法は、以下の通りです。

  1. たっぷり水を入れた鍋に塩を少々入れる。
  2. お湯に酢を入れる。
  3. 沸騰したらカリフラワーを丸ごと入れてゆでる。
  4. 2分ほどゆでたらザルに上げて冷ます。
  5. 冷めたら好みの大きさにカットする。
  6. 水気を拭き取り、重ならないようにしながら密封袋に入れる。
  7. 密封袋の空気をしっかり抜いたら、野菜室で保存する。


下ゆでするときは、お湯に酢またはレモン汁を入れると変色を防ぎ、キレイな状態で保存できます。

冷蔵保存する場合、3~4日を目安に使い切りましょう。

カリフラワーを長持ちさせたいときは冷凍保存

カリフラワーをできるだけ長持ちさせたいときは、冷凍保存がおすすめです。

生でも解凍可能ですが、状態によっては変色する場合もあるので、できるだけ早く冷凍するか下ゆでして保存しましょう。

保存方法は、以下の通りです。

  1. たっぷり水を入れた鍋に塩を少々入れる。
  2. お湯に酢を入れる。
  3. 沸騰したらカリフラワーを丸ごと入れてゆでる。
  4. 1分半ほどゆでたらザルに上げて冷ます。
  5. 冷めたら好みの大きさにカットする。
  6. 水気を拭き取り、重ならないようにしながら密封袋に入れる。
  7. 密封袋の空気をしっかり抜いたら、冷凍室で保存する。

乾燥しないよう、水分をしっかり拭き取ってから冷凍保存するのがコツです。

なお、冷凍した場合は、3週間ほどを目安に使い切ってください。

カリフラワーを冷凍したらまずいのはなぜ?保存時の注意点

カリフラワー 保存方法

冷凍したカリフラワーは、食感風味が悪く、まずいと感じてしまう場合があります。

食感や風味を損ねないよう、保存時のポイントに注意しましょう。

ここでは、カリフラワーを冷凍保存するときの注意点を解説します。

カリフラワーの水分をしっかり拭き取る

カリフラワーは、水分をしっかり拭き取ってから冷凍保存するのが大切です。

カリフラワーにかぎらず、冷凍した野菜は水っぽさが増し、食感が悪くなってしまいます。

水気を拭き取らずに冷凍保存してしまうと、カリフラワーに残った水分が凍ってしまい解凍した際、ベチャッとしてしまうので注意が必要です。

冷凍するときは、水分を拭き取るよう意識するのがポイントといえます。

密封袋の空気を抜く

冷凍保存するときは、密封袋の空気を抜くのがポイントです。

カリフラワーが空気に触れてしまうと、劣化を早めてしまうためにおいがきつくなったり、変色したりする原因になります。

また、冷凍庫に入っている食材のにおいが移ってしまう可能性もあり、カリフラワーのおいしさを損ねてしまいやすいでしょう。

おいしさを保てるよう、冷凍保存するときはきちんと密封した状態にするのが重要です。

カリフラワーを急速冷凍する

カリフラワーを冷凍保存するときは、急速冷凍させましょう。

急速冷凍とは、文字通り瞬時に食材を冷凍する方法です。

冷凍保存した食材の食感や風味を損ねる原因は、冷凍されるまでに時間がかかることが原因といえます。

食材を凍らせている間、氷結晶が作られ、食材の組織細胞を破壊してしまうのです。

そのため、食感や風味が落ちてしまいます。

カリフラワーを急速冷凍することで組織細胞の破壊を防ぎ、できるかぎりおいしさをキープした状態で保存が可能です。

なお、急速冷凍するときは温度伝達の早い金属トレイの上に置いて保存してください。

また、冷凍保存しているときは、扉の開け閉めをしないようにするのもポイントです。

冷凍カリフラワーの解凍方法

カリフラワー 保存方法

冷凍したカリフラワーを使うときは、凍ったまま料理に使います。

冷蔵に比べて食感が悪くなっているため、冷凍したときは生で食べるのに不向きです。

炒め物やスープ、揚げ物など加熱調理して食べましょう。

なお、冷凍カリフラワーを使うときは余分な水分を出さないよう、拭き取ってから調理するのがポイントです。

まとめ

カリフラワーは日持ちしない野菜のため、すぐに使わない場合は下ゆでしてから野菜室で保存するのがポイントです。

また、冷凍保存すると鮮度をキープした状態で長持ちできます。

ただし、食感や風味を損ねないよう冷凍保存するときは水分をしっかり拭き取り、急速冷凍するのが大切です。

保存方法のコツを押さえて、カリフラワーの栄養を逃さず食べましょう。

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