せっかく作り置きしたチンゲン菜があまってしまうことはありませんか?
チンゲン菜の作り置きが冷凍できるか心配な方に朗報です!
チンゲン菜の作り置きは、冷凍できます。
こちらの記事では、チンゲン菜を作り置き冷凍するときのポイントについてご紹介しています。
チンゲン菜の栄養効果をアップするのにオススメの食材や調理法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください!
瞬間冷凍で保存
先ほどもお伝えしたようにチンゲン菜の作り置きは冷凍できます。
あらかじめ調理したチンゲン菜を小さいカップに入れておけば、お弁当のおかずにも最適です。
冷凍するときはしっかり冷ましてから、電子レンジで加熱できる容器に入れましょう。
湯気が出ている状態で冷凍庫に入れると、庫内の温度が一気に上がってしまい保存していたほかの食材の温度も上がってしまうため、食中毒のもととなるので控えるようにしてください。
また、熱い状態で保存容器のフタをすると湯気がでてきますが、水蒸気がこもり容器の中に水滴ができることにより、雑菌を増殖させる原因となります。
食感をキープするためにも、チンゲン菜を作り置きした場合は、しっかり冷めてから瞬間冷凍して保存するのがオススメです。
瞬間冷凍すると、できるかぎり細胞の破壊を防げるため、食感や味、風味をキープしたまま保存できます。
チンゲン菜は解凍すると水分が出るため、水気を切ってから保存容器に入れましょう。
チンゲン菜を冷凍保存するポイント
チンゲン菜は生の状態でも、茹でてからでも、冷凍保存できます。
冷凍しておけば、調理するときにすぐ使えて便利です。
チンゲン菜を冷凍保存するポイントを、それぞれ解説していきます。
茹でてから冷凍するとき
茹でてから冷凍するときは、できるかぎり食感を残すため固めに茹でることがポイントです。
冷凍すると、どうしてもチンゲン菜特有のシャキシャキとした食感が失われてしまうのです。
食感をキープして冷凍保存するポイントを解説していきます。
まず、水1Lに大さじ1の塩を入れます。
塩を入れることで、色鮮やかな状態でチンゲン菜を冷凍できます。
次に、沸騰したら、株のまま茎からゆっくり入れてください。
火が通りにくい根元を先に浸けましょう。
根元が浸かって20秒ほどしてから、葉の部分を水に入れて、10秒ほどで取り出してください。
そして、緑色の鮮度を保つため、冷水にさらしてしっかり水気をしぼります。
水気がなくなったら食べやすい大きさにカットし、密封袋に入れましょう。
チンゲン菜は乾燥に弱い野菜なので、密封袋の空気をしっかり抜いて保存するのもポイントです。
密封袋に入れたら、急速冷凍して保存します。
急速冷凍の機能がなければ、金属製のトレーに並べて冷凍保存するのがおすすめです。
すでに火が通っているため、調理するときは加熱しすぎないように注意しましょう。
生の状態で冷凍するとき
生の状態で冷凍するときのポイントは、根元の部分をしっかり水で洗うことです。
チンゲン菜は、根元の部分に土がたまりやすいため、生で冷凍するときはしっかり洗っておきましょう。
水気をしっかり拭き取り、食べやすいようカットします。
麺類の添え物として大きめに使いたい場合は、4等分にカットしても良いです。
チンゲン菜は乾燥に弱い野菜なので、密封袋の空気をしっかり抜いてから瞬間冷凍で保存します。
解凍すると水分が出てしまうため、調理する場合は凍ったまま加熱しましょう。
通常、チンゲン菜は火が通りにくい茎から調理しますが、冷凍すると茎の繊維が破壊されてやわらかくなるため、火が通りやすくなります。
チンゲン菜の栄養と相性が良い食材と調理法
チンゲン菜を作り置きするなら、栄養効果がアップする食材と組み合わせて食べましょう。
チンゲン菜の栄養と、相性が良い食材と調理法をご紹介します。
たんぱく質を多く含む豚肉・ツナ
チンゲン菜は豚肉やツナといった、たんぱく質が豊富な食材と相性バツグン!
チンゲン菜には非ヘム鉄という、体に吸収されにくい鉄分が含まれています。
非ヘム鉄はたんぱく質と一緒にとることで、吸収率がアップするのです。
さらに、油を使うことでチンゲン菜に含まれるβカロテンの吸収率が上がります。
ビタミンCが豊富なピーマン・ブロッコリー
ピーマン、ブロッコリーといったビタミンCが豊富な食材と組み合わせるのもオススメです!
ビタミンCといえば、アンチエイジング効果はもちろんですが、鉄の吸収を助ける栄養でもあります。
そのため、鉄分豊富なチンゲン菜とビタミンCを多く含むピーマンやブロッコリーを積極的に食べるのがおすすめです。
ビタミンCは水に溶けやすい性質なので、スープなどにして丸ごと食べると栄養を逃すことなく食べられます。
ビタミンDが豊富なきのこ類
ビタミンDが豊富なマイタケやえのきといったきのこ類も、チンゲン菜と一緒に食べたい食材です。
チンゲン菜には、カルシウムも豊富に含まれています。
しかし、カルシウムはすべてを体内に取り入れることができない栄養です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、血液に入ったカルシウムを骨まで運ぶ働きがあります。
きのこ類とチンゲン菜はおひたしや炒め物、スープなど、どのような調理法とも相性バツグンです!
ビタミンDは不足しやすい栄養でもあるので、カルシウム豊富なチンゲン菜と一緒にとりましょう。
まとめ
チンゲン菜は、作り置き冷凍できる野菜です。
作り置きするポイントは雑菌を増殖させないため、しっかり冷ましてから瞬間冷凍しましょう。
生の状態や茹でた状態で冷凍しておき、調理のときにサッと使うのもオススメです。
たんぱく質やビタミンC、ビタミンDが含まれる食材との相性もバツグンなので、作り置きの1品として、ぜひ作ってみてください。
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