かぼちゃの一種のコリンキーは、みずみずしさと歯応えが特徴の野菜です。

かぼちゃといえば、加熱して食べるイメージのため、コリンキーを生で食べられるのか疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。

コリンキーは、皮ごと生で食べられるのが特徴で、独特の食感を味わいたいときにおすすめです。

この記事では、コリンキーが生で食べるのに適している理由や栄養を解説します。

下ごしらえポイントもわかるので、コリンキーを生で食べられるのか知りたい方はさっそく見ていきましょう。

コリンキーは生で食べるのに適した食材

コリンキー 生

コリンキーは、サラダなど生で食べるのにおすすめの食材です。

コリンキーには、以下の特徴があります。

● クセが少なく水分を多く含んでいる
● ほのかな甘みがある
● コリコリとした歯応えがある
● 皮ごと食べられる

さらに薄くスライスすると独特の歯ごたえを楽しめるため、普段のサラダとは異なるおいしさを味わえるでしょう。

コリンキーに含まれる主な栄養

コリンキー 生

コリンキーに含まれる主な栄養を解説します。

栄養満点なコリンキーの魅力を、詳しく見ていきましょう。

コリンキーの栄養:βカロテン

βカロテンは体内でビタミンAに変わり、さまざまな健康効果をもたらします。

βカロテンの特徴は、以下の通りです。

皮膚や粘膜を正常に保ち、細菌や乾燥を防ぐ
● 抗酸化作用があり老化や生活習慣病を予防する
● 目を健康に保つ

βカロテンは油と一緒にとると吸収率を高めるのが特徴です。

そのため、βカロテンの吸収率を上げたいときは、コリンキーを揚げたり焼いたりして食べましょう。

コリンキーの栄養:ビタミンB群

ビタミンB1やB2、B6などビタミンB群を多く含んでいるのも、コリンキーの特徴といえます。

ビタミンB群の主な働きは、体内の代謝をスムーズに行えるようサポートすることです。

例えば、糖質やたんぱく質を摂取していても、ビタミンB群が不足していると体内の代謝をスムーズに行えません。

また、ビタミンB群は水溶性ビタミンのため、尿中に排泄されてしまいます。

したがって、毎日とりたい栄養といってもよいでしょう。

コリンキーを生で食べると栄養が水に流れ出にくいため、効果的に食べられるのもメリットです。

コリンキーの栄養:ビタミンC

ビタミンCはたんぱく質を作るのに、欠かせない栄養素です。

ビタミンCには、主に以下の働きがあります。

● メラニン色素の生成を抑え、日焼け予防に役立つ
● 強い抗酸化作用があり、生活習慣病や老化を防ぐ
● コラーゲンの合成をサポートする

ビタミンCは水に溶けやすいだけでなく、光や空気にふれると酸化される可能性があります。

そのため、ビタミンCの栄養をできるかぎりとりたいときは、鮮度の高いうちに食べるのがおすすめです。

コリンキーの栄養:鉄

鉄は人体に必要なミネラルの一種で、不足すると貧血を起こす要因となります。

また、集中力の低下頭痛食欲不振などの症状を引き起こすため、コンスタントにとりたい栄養素です。

鉄には、主に以下の働きがあります。

● 貧血を予防する
● 筋肉が酸素を取り込むのを手助けする
● 全身に酸素を運ぶ

ビタミンCは鉄を吸収し、ヘモグロビンの生成を促進する働きがあるため、一緒にとると効果を高められるでしょう。

コリンキーの栄養:カリウム

カリウムも鉄と同様に、人体に必要なミネラルの一種です。

体内に含まれる余分なナトリウムを排出する作用があるため、塩分の多い食事のとき生のコリンキーを一緒に食べるのもよいでしょう。

カリウムの主な働きは、以下の通りです。

● ナトリウムを排出し、むくみを解消する
● 高血圧を予防する
● 心臓や筋肉の機能を正常に保つ

カリウムも水溶性の栄養のため、コリンキーを生で食べると効率良く摂取できます。

コリンキーの栄養:食物繊維

不溶性食物繊維が多く含まれているのも、コリンキーの特徴です。

不溶性食物繊維とは、水に溶けない食物繊維で、胃や腸内で水分を吸って膨らみ、便のカサを増やして排便を促す働きがあります。

そのため、便秘にお悩みの方にはおすすめの栄養素です。

ほかにも不溶性食物繊維には整腸効果があるため、腸内環境を整える役割を持っています。

腸内に溜まった老廃物のデトックスを促進したいときは、コリンキーを食べましょう。

コリンキー下ごしらえポイント

コリンキー 生

コリンキーを生で食べるときの下ごしらえポイントは、以下の通りです。

1. コリンキーを洗って水分を拭き取る
2. 両端をカットしてヘタをとる
3. コリンキーを半分にカットする
4. スプーンを使ってワタと種を取り除く
5. 薄くスライスする
6. 塩もみする

塩もみしたあとは、オリーブオイルをかけたり、サラダにしたりとお好みの味つけをしてください。

なお、コリンキーは皮ごと食べられますが、気になる方は皮を剥きましょう。

一般的なかぼちゃに比べて皮がやわらかいため、包丁やピーラーを使って取り除けます。

まとめ

コリンキーにはビタミンCやカリウムなど、水溶性の栄養が豊富に含まれているため、生で食べるのにうってつけです。

みずみずしく、コリコリとした食感を楽しめるのがコリンキーを生で食べる魅力といえます。

もちろん、加熱してもおいしく食べられるため、色々なレシピを作ってみて自分にピッタリな食べ方を見つけましょう。

栄養満点なコリンキーを食べたいときは、ぜひ生で食べてみてくださいね。

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