かぼちゃの一種となるコリンキーは、クセがないためどのような食べ方でもおいしく食べられます。しかし、コリンキーは日本で珍しいことから、どのように保存すればよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。
コリンキーのおいしさを保てるよう、パターンにあわせて保存方法を変えるのがおすすめです。この記事では、コリンキーの保存方法をパターン別に紹介します。追熟するメリットやおすすめの食べ方も解説しますので、参考にしてください。
パターン別|コリンキーの保存方法
コリンキーの保存方法をパターン別に紹介します。
正しい方法でコリンキーを保存して、おいしさを保ちましょう。
常温での保存方法
コリンキーを常温で保存する場合は、キッチンペーパーや新聞紙に1つずつ包み、風通しの良い冷暗所に保管します。丸ごと常温で保存する際は、1ヶ月ほどを目安に使い切りましょう。
なお、カットしたコリンキーは傷みが進みやすいため、冷蔵保存するのがおすすめです。また、夏場は常温保存に適していないことから、冷蔵で保存しましょう。
冷蔵での保存方法
コリンキーは夏場に常温で保存すると傷んでしまうため、冷蔵で保存します。丸ごと保存する場合はキッチンペーパーや新聞紙に1つずつ包み、野菜室に入れましょう。
丸ごとの状態で冷蔵保存する場合は、1ヶ月ほどを目安に使い切ってください。
カットした場合、種やワタを取り除きます。種やワタ部分は腐りやすいため、つけたままにしておくとコリンキーの劣化を早める原因となります。種やワタを取り除いたらラップで包み、保存袋に入れてから冷蔵し、1週間ほどを目安に使い切りましょう。
冷凍での保存方法
カットしたコリンキーは傷むのが早いため、すぐに使う予定がなければ冷凍保存するのがおすすめです。コリンキーは、生と加熱調理どちらでも冷凍保存できます。
生のまま冷凍保存する場合、ワタと種を取り除き好みのサイズにカットします。ラップで包み、密封袋に入れて空気をしっかり抜いてから冷凍室で保存しましょう。
加熱する場合は、同様にワタと種を取り除き好みのサイズにカットします。電子レンジまたは軽く茹でて、粗熱をとってからラップに包み密封袋へ入れてから冷凍庫へ保存します。冷凍したコリンキーは2週間〜1ヶ月を目安に使い切りましょう。
コリンキーは追熟すると甘みが増す
甘いコリンキーを食べたい場合は、追熟するのがおすすめです。コリンキーが追熟すると皮が黄色からオレンジに変色し、甘みが増します。
ただし、追熟したコリンキーの皮は硬くなるため、剥いた方が食べやすくなります。追熟したコリンキーは色味も鮮やかで、食感も良いため生食で食べるのにピッタリです。
黄色い状態のときと味の違いを楽しめるため、ぜひ追熟してコリンキーを食べてみましょう。
コリンキーの食べ方
コリンキーのおいしい食べ方を4つ紹介します。
どのように食べればよいかお悩みの方は、参考にしてください。
皮ごとサラダなど生で食べる
コリンキーは皮ごと食べられるため、サラダなど生食するのがおすすめです。シャキシャキとした歯応えが特徴で、見栄えも鮮やかなサラダになります。
コリンキーだけでもおいしいですが、生ハムやきゅうり、アボカドなどと和えると彩りが出て見た目も華やかなサラダが完成します。追熟前と追熟した場合では異なる食感を楽しめるため、バリエーション豊富なサラダを楽しめるでしょう。
スープにする
コリンキーをスープにすると、サラダが苦手な方でも食べやすくなります。ワタと種を取り除き、加熱するとコリンキーの甘みと風味が増すのが特徴です。
牛乳を加えれば、ほっこりした甘みが特徴的なポタージュがつくれます。ミキサーを使わずとも、食べやすい大きさにカットしたコリンキーをコンソメスープするのもおすすめです。
コリンキーはしっかり火を加えると、舌で潰せるほどやわらかくなるため温かいスープにしてもおいしく食べられます。
炒める
コリンキーは、炒めて食べても歯応えがあっておいしく食べられます。コリンキーに含まれているβカロテンは脂溶性のため、油と一緒に食べると吸収率を高められるのが特徴です。
オリーブオイルでサッと炒めてにんにくと塩コショウするだけでもおいしいうえに、おつまみにして食べるのもよいでしょう。コリンキーと同じ夏野菜となるズッキーニやパプリカと炒めると、カラフルな一品が完成します。
煮物にする
コリンキーを煮物にすると、やわらかさが増します。鮮やかな色味を損なわないよう、だしの素を入れて煮込むのもおすすめです。
コリンキーはかぼちゃのようなホクホク感もあるため、生食とは違った食感を楽しみたいときにピッタリです。めんつゆで和える、またはかぼちゃの煮物をつくるように味付けをしてもおいしくなります。
まとめ
コリンキーは常温保存が可能で、キッチンペーパーや新聞紙に1つずつ包み冷暗所に保存すると2か月ほど日持ちします。ただし、夏場は常温保存に適していないため、暑い時期や湿気が多い時期は野菜室に入れて保存するのがおすすめです。
また、コリンキーはカットしてしまうと傷みやすくなることから、すぐに使わない場合は冷凍すると日持ちします。
生食のほか、炒めたり煮込んだりとコリンキーはさまざまな食べ方ができる野菜です。追熟すると食感や味が変わるため、いろいろな食べ方でコリンキーをおいしく食べましょう。
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