ドレッシングは調味料のため、常温保存している方もいるのではないでしょうか。
スーパーでもドレッシングは常温で陳列されています。
しかし、ドレッシングは開封前後で保存方法が異なり、常温で置いておけるのは開封前のみです。
この記事では、ドレッシングが開封前のみ常温保存可能な理由や保存方法を解説します。
余ったドレッシングの活用アレンジ術も紹介するので、おいしく食べたい方は参考にしてください。
ドレッシングを常温保存できるのは開封前のみ
ドレッシングは開封前であれば、常温保存できます。
市販のドレッシングは殺菌処理をしており、衛生的な状態を保てるためです。
とはいえ、常温保存でも保存方法が重要となります。
未開封のドレッシングは直射日光を避けて、涼しい場所で保存してください。
なお、ドレッシングの種類によっては油が含まれています。
油は光に弱く、直射日光の当たる場所に保存していると酸化を早める要因につながるため注意が必要です。
ドレッシングは開封後に冷蔵庫へ入れる
開封前と異なり、開けたドレッシングは冷蔵庫へ入れることが推奨されています。
ドレッシングが空気に触れて、細菌が繁殖しやすくなるためです。
細菌の多くは10度以下で増殖が遅延すると言われています。
したがって、設定温度が1度〜10度ほどの冷蔵庫へ入れるのがドレッシングを長持ちさせるポイントです。
なお、開封後のドレッシングは品質が落ちていくため、冷蔵庫に保存して1か月を目安に使い切りましょう。
冷凍保存やお弁当に持って行くときの保存方法についても、詳しく解説します。
ドレッシングの冷凍保存は可能?
多くのドレッシングには油が入っているため、冷凍保存に適していません。
冷凍して解凍しても、材料がうまく混ざらない可能性があります。
油を使っていないドレッシングも解凍後、もとの状態に戻らない場合があるでしょう。
食感のあるサラダドレッシングとなりえるため、冷凍保存は控えるのが無難です。
お弁当にサラダを持って行くときのドレッシングの保存方法は?
お弁当にサラダを持って行く場合、ドレッシングは別の容器に入れて、食べるときにかけましょう。
ドレッシングをかけてから持って行くと、生野菜から水が出て食感が悪くなる場合もあります。
そのうえ、雑菌が増殖する可能性もあるため注意してください。
お弁当を持っていくときは別の容器にドレッシングを入れて、食中毒を引き起こさないよう保冷剤を入れることも忘れずに。
ドレッシングを常温放置していたら腐るので注意
開封後、ドレッシングを常温放置すると腐る可能性が高いため保存方法に注意しましょう。
前述したように、開封後のドレッシングは雑菌が増えやすくなります。
出しっぱなしにしていると、腐敗や食中毒を引き起こす原因となるので気をつけてください。
なお、食べられないドレッシングの特徴は、以下の通りです。
● カビが生えている
● 浮遊物がある
● 分離している
● ドロドロしている
● 変色している
● 異臭がする
● 変な味がする
ドレッシングは正しく保存しないと劣化を早めてしまうため、開封後は冷蔵庫へ入れるよう意識するのが大切です。
ドレッシングを使い切る活用アレンジ術
ドレッシングの味に飽きてしまい、余ってしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
ドレッシングはサラダだけでなく、さまざまな料理に使える万能調味料です。
活用アレンジ術を紹介するので、参考にしてください。
ドレッシング入り炊き込みご飯
ドレッシングは炊き込みご飯に使うのがおすすめです。
青じそドレッシングやオニオンドレッシング、和風ドレッシングなどをかけて炊き込むだけで完成します。
にんじんやきのこなど野菜と一緒に食べられるので、効率良く栄養をとれるのも炊き込みご飯に使うメリットです。
なお、チャーハンを作るときにドレッシングを使うのもよいでしょう。
ドレッシングを下味調理に使用
作り置きメニューにもドレッシングを使用できます。
下味調理の場合、基本的にどのドレッシングを使ってもおいしく食べられるのがうれしいポイントです。
お肉や魚に下味をつけて冷凍保存しておけば、あとは焼くだけで一品完成します。
ドレッシングによってコクや酸味などが異なるため、作り置きのレパートリーが増えますよ。
ドレッシングを合えるだけパスタ
パスタにドレッシングを和えるのもおすすめの食べ方です。
青じそやレモン、イタリアンなどを使用すればさっぱりしたパスタが食べられます。
もちろん、和風ドレッシングを使えば和風パスタの完成です。
パスタソースを買ったり、調味料を配合したりしなくてもドレッシング1本で絶品パスタを作れます。
ドレッシングをソース代わりに
ドレッシングはソースとして代用可能です。
オニオンドレッシングをハンバーグにかけると、和風ハンバーグになります。
また、魚にかけるとイタリアンやフレンチメニューになるため、味つけがワンパターンになりがちな方にもピッタリです。
まとめ
ドレッシングを開封する前は常温保存が可能な一方、開けたら冷蔵保存が推奨されています。
正しく保存しないと雑菌が増えて、劣化を早める原因につながるため注意が必要です。
また、開封後は1か月を目安に使い切ってください。
出しっぱなしにしてしまいがちですが、長持ちさせるためにも正しく保存するのが重要です。
保存方法を理解し、ドレッシングをおいしい状態で使いましょう。
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