みなさんは、ほうれん草のアク抜きをしていますか?

少し手間でも、アク抜きをやらなければ思わぬ病気につながることもあります。

この記事では、ほうれん草のアク抜きを水でやるのが良いといわれる理由についてご紹介しています。

アク抜きの方法やほうれん草と相性の良い野菜についても解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ほうれん草のアク抜きを水でやるのが良いといわれる理由

ほうれん草アク抜き

ほうれん草のアク抜きは、水でやるのがオススメです。

水でやるのが良いといわれる理由について解説していきます。

ほうれん草をアク抜きしないとどうなる?

ほうれん草をアク抜きしないと、不快な苦味のもとであるえぐみを強く感じます。

また、ほうれん草のアクは「シュウ酸」と呼ばれるものです。

アク抜きをしないと、シュウ酸をとりすぎてしまう原因となります。

ほうれん草にはシュウ酸が多く含まれている

ほうれん草は、シュウ酸ナトリウム(以下、シュウ酸)と呼ばれるアクを多く含んでいます。

シュウ酸は消化吸収され、カルシウムと結合して結石を作るのです。

シュウ酸の量が増えすぎると、石のようなかたまりになり体外へ排出しにくくなってしまい、尿路結石の原因となります。

ほうれん草は、シュウ酸ナトリウムの含有量が多い野菜です。

シュウ酸の量を増やしすぎないためにも、ほうれん草を水でアク抜きするのが良いと言われています。

シュウ酸は水に溶けやすい

シュウ酸は水に溶けやすく、実際にほうれん草を3分間茹でると、シュウ酸を37~57%減らせることが報告されています。(※1)

シュウ酸を多く摂取しないためには、ほうれん草は茹でてアク抜きするのが良いです。

(※1)参考文献:公共財団法人日本医療機能評価機構 尿路結石診療ガイドライン 2013年版

ほうれん草をアク抜きするとき水にさらす時間は1~2分が目安

シュウ酸を減らすほうれん草のアク抜き方法をご紹介します。

まず、ほうれん草の株に十字の切れ込みを入れましょう。

切れ込みを入れることで、火の通りがよくなり、根元の砂が落としやすくなるからです。

お湯を沸かし、塩を適量加えます。

塩を加えることで、ほうれん草の色味が抜けるのを防げます。

沸騰したお湯に根元だけ入れて、30秒ほど待ちましょう。

さらに葉先を入れて30秒したら鍋から取り出し、芯が冷めるまで1~2分間冷水に浸してください。

最後は水分がなくなるまでしっかり絞り、お好みのサイズにカットして使用します。

根元や茎のピンクの部分には、骨の形成に必要なマンガンや血液を作る鉄分が豊富に含まれているので、捨てずに使うのがオススメです。

ほうれん草のアク抜きはお湯を使わず水にさらすだけでも良い

お湯を使わず、水にさらすだけでもほうれん草のアク抜きはできます。

ただし水にさらすだけでは、茹でるのと比べて、シュウ酸の除去量は多くありません。

シュウ酸の摂取量が気になる場合は、茹でてアク抜きをするのが良いでしょう。

水にさらすだけのアク抜き方法をご紹介します。

まず、ほうれん草を5cmずつカットしてください。

カットすることで、ほうれん草と水の触れる面積が広がり、アクが抜けやすくなります。

ボールに入れて、2~3分ほど浸したら完成です。

水にさらしすぎると、ほうれん草に含まれるビタミンCや食物繊維、葉酸といった水溶性の栄養が逃げてしまうので注意してください。

ほうれん草と一緒にとるべき野菜3選

ほうれん草アク抜き

カルシウムと一緒にとると、シュウ酸の吸収を減らすことが可能であると報告されています。(※2)

そもそも、シュウ酸は腸内でカルシウムと結合し、吸収されずに便として排出されます。

しかし、カルシウムが不足している場合、シュウ酸はカルシウムと結合できず血中へ吸収されるのです。

便として排出されないため、血中に吸収されるシュウ酸が増えます。

結果、尿中のシュウ酸がカルシウムと結合し、腎臓内に血栓が作られ結石となります。

つまり、ほうれん草とカルシウムを一緒に摂取すると結石ができにくいのです。

ほうれん草と相性の良いカルシウムを多く含む野菜のご紹介をします。

(※2)参考文献:公共財団法人日本医療機能評価機構 尿路結石診療ガイドライン 2013年版

切り干し大根

切り干し大根は、カルシウムの含有量が500mg(可食部100gあたり)と野菜の中でトップクラスです。(※3)

栄養満点の切り干し大根はカリウムや食物繊維も多く、サラダやゴマ和え、おひたしなど、ほうれん草との相性もバツグンなので一緒に食べるべき食材といっても良いでしょう。

(※3)参考文献:文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)

モロヘイヤ

モロヘイヤも260mg(可食部100gあたり)と、カルシウムが多く含まれている野菜の1つです。(※4)

独特のぬめりがあり、のどごしもよく食べやすいのが特徴です。

ほうれん草と卵を入れたスープにして一緒に食べたり、おひたしにしても良いですよ。

夏の食欲がないときにも食べやすく、オススメの食材です。

(※4)参考文献:文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)

しそ

カルシウムの量が230mg(可食部100gあたり)と多く含まれているしそも、ほうれん草と相性の良い組み合わせです。(※5)

しそにはビタミンも多く含まれており、ほうれん草と一緒におひたしで食べるのも良いでしょう。

風味も良く、料理のアクセントになるのでオススメです。

(※5)参考文献:文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)

まとめ

ほうれん草にはシュウ酸ナトリウムと呼ばれるアクが入っており、とりすぎると尿路結石の原因になることも。

シュウ酸は3分間茹でると減らせることが報告されているため、結石が気になるならお湯を使ってアク抜きをすると良いでしょう。

水にさらすだけでもアク抜きはできますが、茹でるよりもシュウ酸の除去量は多くありません。

カルシウムと一緒に食べると、シュウ酸の吸収を減らせます。

ほうれん草と一緒にカルシウムを多く含む切り干し大根やモロヘイヤ、しそと一緒に食べるのもオススメです。

アク抜きを水でおこない、えぐみのない状態でほうれん草をいただきましょう!

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