子どもの10人に1人はなるといわれている便秘。

子どもが便秘だと、親にとっては心配のもとですよね。

便を溜めたままでいると、腸がそれに慣れてしまい便意をもよおさなくなり、便秘の原因となります。

一般的に、3日以上便が出ないと、便秘症が疑われると言われています。

この記事では、子どもが便秘のときに食べるとよい食べ物を紹介しています。

あわせて、便秘になる原因を紹介しているので、子どもの便秘を解消するための参考にしてみてください。

子どもが便秘のときに食べるとよい食べ物

子どもが便秘のときに食べると良いと言われているもので有名なのは、食物繊維です。

食物繊維には、不溶性食物繊維水溶性食物繊維2種類があります。

それぞれの違いと、どのような食べ物に含まれているのかを紹介します。

不溶性食物繊維

とくに便秘のときによいと言われるのは、不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維は、水に溶けずに水分を吸収して膨らみ便のカサを増やして腸の働きを刺激します。

さらに、不溶性食物繊維はビフィズス菌などを増やす効果もあり、お腹の調子を整える働きがあります。

不溶性食物繊維が含まれる食べ物を、以下にまとめました。

穀類:ライ麦粉、オートミール、コーンフレーク、こめ(うるち米)

野菜類:切り干し大根、ごぼう、かぼちゃ、にんじん、枝豆、モロヘイヤ、ピーマン、キャベツ、セロリ、白菜、ほうれん草、グリーンピース、もやし、きゅうり

きのこ類:きくらげ、しいたけ、なめこ、しめじ、えのき

果実類:バナナ、りんご、いちご、アボガド、いちじく、キウイ

豆類:いんげん、ささげ、小豆、大豆、きなこ、納豆

豆類は、不溶性食物繊維がとくに豊富です。

納豆は毎日の食事に、入れやすい食べ物でもあるためおすすめです。

また、小豆はぜんざいなど、お菓子として出すのも良いです。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維が含まれている食べ物もビフィズス菌などを増やして、お腹の調子を整える働きがあるため、積極的に食べると良いです。

水溶性食物繊維が含まれる食べ物は、イモ類や海藻類に含まれています。

イモ類:さつまいも、さといも

海藻類:わかめ、ひじき、寒天、のり

寒天は便のカサを増やしてやわらかくする作用があり、食物繊維も多く含まれているため、おすすめの食べ物です。

寒天ゼリーなどを作って、お菓子として食べてもらうことも出来ますね。

子どもが便秘のときには飲み物をしっかり飲ませる

子どもが便秘のときは、食物繊維が豊富な食べ物などを気にしがちですが、一緒に飲み物を飲ませる習慣づけも大切です。

子どもが自分で飲み物を飲めるようになると、水分量などをあまりに気にしなくなってしまいませんか?

水分が足りていないことが便秘の原因である可能性もあります。

朝、起きたらコップ1杯の水を飲む習慣をつけてあげることも大切です。

朝起きてすぐに水を飲むことで腸が刺激され、排便しやすくなります。

また、甘い飲み物をたくさん飲むと食事量が減ってしまい、便の量も少なくなります

それが便秘の原因になってしまう可能性もあるため、甘い飲み物を飲みすぎないようにしましょう。

とはいえ、子どもに「飲み物飲んで」と言って、飲んでくれないときもありますよね。

とくに冬場は、水分量が減ってしまいやすいです。

水分量が少ないと感じたときは、味噌汁などスープを献立にいれましょう。

スープにオリーブオイルなどを入れると、便をやわらかくする効果が期待できため、おすすめです。

子どもが便秘になる原因

子どもが便秘になる原因は、生活習慣の乱れやトイレトレーニングがあります。

子どもが便秘になる原因を知り、そこから改善方法を考えるのもよいでしょう。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れは、子どもの便秘を引き起こす原因になることがあります。

規則正しい生活をすることで、決まった時間にトイレへ行くようになります。

起きる時間や寝る時間がバラバラだと、食事の時間も変わるため便秘になる原因です。

規則正しい生活を心がけることで、生活リズムが整い、それに伴い排便リズムも整いやすいです。

生活習慣の中には、適度な運動も大切です。

よく食べ、適度に運動すると便秘が改善されやすいでしょう。

トイレトレーニング

トイレトレーニング中の子どもは、便秘になりやすいです。

なぜなら、トイレトレーニングのために便を我慢してしまったり、便をトイレで出すことを嫌がってしまったりするからです。

便を出さずにためてしまうと、お腹の中で便が固くなってしまい出すときに痛みが出てしまう可能性もあります。

さらに、便がずっとたまったままでいると、便がたまることに腸が慣れてしまい便意を感じなくなってしまうという悪循環も生じてしまうのです。

トイレでおしっこや便をするのが嫌で、飲み物を飲む回数が減ってしまうこともあり、トイレトレーニングは子どもにとってストレスに繋がっていることもあります。

「生まれてからずっとオムツにおしっこや便を出していたのだから当たり前だよね」と考え、子どもがストレスをためないよう、無理をしない程度にトイレトレーニングをすることも大切です。

偏食

子どもによくある偏食も、便秘となる原因の1つ。

便秘の原因となる便の乾燥や便量の減少、食物繊維の不足は偏食によって引き起こされます。

子どもが野菜を食べないなど、偏食の悩みはありませんか?

子どもに好き嫌いせず食べさせることは、至難の業。

とはいえ、食べないから仕方ないと思うのではなく、野菜やお肉などバランスのよい食事をとるよう心がけましょう。

まとめ

子どもが便秘のときは、食物繊維を多く含む食べ物を食べるとよいでしょう。

とくに、便のカサを増やして腸の働きを刺激する不溶性食物繊維を多く含む食べ物がおすすめです。

また、子どもが便秘になったときは食べ物の他に、飲み物を飲ませることを意識するとよいでしょう。

子どもの便秘の原因には、生活習慣の乱れやトイレトレーニングもあるため、食事改善とあわせて、子どもの生活習慣なども見直してあげることが大切です。