炊いたお米があまってしまい、保存方法に悩んだことはありませんか?

炊飯器で保温するのと冷蔵庫で冷凍するのでは、どちらがおいしい状態をキープできるのかというと、冷凍がオススメです。

この記事では、炊いたお米を冷凍したほうが良い理由や保存するときのポイントについてご紹介しています。

おいしさが増す解凍方法も解説していますので、読めば冷凍しても炊きたての状態をキープしたお米が食べられますよ!

炊いたお米を保存するなら冷凍がオススメ!

お米 保存 冷凍

炊いたお米があまったなら、冷凍で保存するのがオススメです。

冷凍保存することで、炊きたての状態をキープできます。

そもそも炊きたてのお米がやわらかく、ふっくらしておいしい理由は、デンプンによるものです。

お米の中にはデンプンが含まれており、水を吸収して膨らみ、熱を加えると糊化(こか)と呼ばれる糊のような状態になります。

炊いたお米の状態にあたるのが、糊化です。

粘ばりが増すことで、やわらかくふっくらしたお米が炊けます。

お米が冷めるとパサパサしたり、かたくなったりするのは、デンプンが老化して水分が抜けていくからです。

そのため、あまったお米をおいしく食べたいなら、デンプンが老化する前に冷凍保存するのがオススメです。

お米を冷凍する保存方法のポイントは6つ

お米 保存 冷凍

お米をおいしい状態のまま冷凍する保存方法のポイントは6つあります。

順番に解説していきましょう。

1.炊飯前にしっかり水分を含ませる

冷凍保存したお米を解凍後においしく食べるには、炊飯前の工程が重要です。

お米にしっかり水分を含ませることで、解凍後もふっくらおいしい状態で食べられます。

浸水させるとお米の中心部まで水分が届き、炊飯時ふっくらした状態になるからです。

洗米後、すぐに炊飯するとお米の中心部まで水分が行き渡りません。

しばらく浸水させることで、お米の中心部まで水が浸透します。

浸水時間は、以下の通りです。

夏:30分
冬:1時間

お米が水分を含む量にはかぎりがあるため、長く水に浸けすぎると乾燥する原因となります。

乾燥するとお米にヒビが入ってしまい、食感が悪くなるので注意しましょう。

2.炊飯後はできるだけ早く冷凍する

炊飯したお米は、できるだけ早く冷凍します。

炊飯器で保温し続けているとお米の老化はどんどん進み、変色や味が落ちるからです。

炊きあがってから5〜6時間以内には、冷凍するのが良いでしょう。

3.お米を平たくする

冷凍保存するときのポイントは、ご飯を平たく均一の厚さにすることです。

均一の厚さにすると、解凍するとき加熱ムラになりません。

加熱ムラにならないよう、1回の保存量は150g(お茶碗一杯分)がオススメです。

4.ラップで密着させる

平たくしたら、お米とラップを密着させるようにしっかり包みます。

お米とラップに隙間ができると空気が入ってしまい、霜がつきやすいからです。

霜がついてしまったお米は、解凍するとベチャベチャになってしまいます。

包むときは、お米をつぶさないように注意しましょう。

5.粗熱をとる

粗熱をとってから冷凍庫へ入れてください。

お米を完全に冷まさないようにするのがポイントです。

冷めると、お米の水分が次第に抜けていきます。

水分が抜けたお米はパサつき、消化吸収しにくくなります。

手で触れる程度にあたたかさが残っている状態が良いです。

手を引っ込めてしまうほどの熱さは、粗熱がとれていない状態のため、しばらく置きましょう。

6.急速冷凍で保存

保存するときは、急速冷凍するのが良いでしょう。

すばやく冷凍することで、お米に含まれる水分の蒸発を抑えられるからです。

お米は水分が抜けていくと、味が落ちます。

できるかぎり水分を残したまま保存するのがオススメです。

保存するときは、お米を上下に重ねないよう注意してください。

重なった部分の冷凍に時間がかかり、お米の水分が逃げてしまうからです。

横に並べて保存すると良いでしょう。

お米を冷凍したときの保存期間は1ヶ月が目安

冷凍したお米の保存期間は、1ヶ月ほどです。

お米は冷凍してから1週間を過ぎると、少しずつ味が落ちていきます。

冷凍しているからと長期保存しているお米を食べたら、食中毒の原因になることもあります。

食べないほうが良い状態のお米は、以下の通りです。

  • 酸っぱいニオイ、味がする
  • 糸をひいている
  • カビが生えている

変色が激しい食中毒を防ぐためにも、冷凍したお米は1ヶ月以内を目安に使い切りましょう。

お米を冷凍するときのおいしい解凍方法

ラップに包んで冷凍したお米は、そのまま電子レンジに入れて解凍できます。

電子レンジで600W3分ほど加熱しましょう。

途中でお米をひっくり返すことで、加熱ムラになりにくいです。

加熱後は、ラップに包んだ状態で少し蒸らすとふっくらやわらかく仕上がります。

加熱したお米を再冷凍すると、お米の水分がさらに失われておいしくないため、一度で食べきってくださいね。

炊飯前のお米を保存するのは冷凍より冷蔵が良い

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炊飯前のお米は冷凍ではなく、冷蔵保存するのが良いです。

そのため、炊飯前のお米を冷凍するのは避けましょう。

お米には、水分が含まれています。

炊飯前のお米を冷凍庫に入れると水分が凍ってしまい、お米にヒビが入ってしまうからです。

冷蔵保存するのがお米にとって最適な環境です。

冷蔵保存することで、お米が酸化するスピードを遅くできます。

お米を保存するときは、以下の3つがポイントです。

  • 温度は15度以下
  • 湿度が70%前後
  • 直射日光が当たらない場所

以上3つのポイントに当てはまる最適な場所は、冷蔵庫の野菜室です。

おいしいお米の状態をキープするためにも、ぜひ冷蔵保存してくださいね。

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まとめ

あまったお米は冷凍保存することで、炊きたての状態をキープできます。

時間が経つと、お米の水分はどんどん抜けていくため、炊飯後5〜6時間以内に冷凍保存するのがオススメです。

冷凍したお米の保存期間の目安は1ヶ月ほどですので、できるだけ早く食べましょう。

解凍したお米をさらに冷凍すると、水分が抜けておいしくないため、加熱後は使い切ってくださいね。

あまったときは冷凍保存して、おいしい状態をキープしたお米を食べましょう!

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