コリンキーは歯応えがよく、皮ごと食べられる食材です。

見た目も鮮やかなコリンキーには、どのような栄養が含まれているのか知らない方も多いのではないでしょうか。

美容や健康とさまざまな栄養をたっぷり取り入れられるため、コリンキーは積極的に食べたい野菜の一つです。

この記事では、コリンキーに含まれている主な栄養を紹介します。

コリンキーに含まれている豊富な栄養

コリンキー 栄養

コリンキーには、栄養が豊富に含まれています。

代表的な栄養素の特徴や働きを紹介するので、コリンキーの魅力をさらに深めましょう。

コリンキーに含まれる豊富な栄養:βカロテン

βカロテンは、体内でビタミンAに変わる栄養素となります。

主な働きは、以下の通りです。

  • 皮膚や口腔など粘膜を健康に保つ
  • 目の健康を守る
  • 強い抗酸化作用を発揮する

皮膚の上皮細胞の働きを活発にするため、美肌効果が期待できるのもβカロテンの特徴です。

また、不足すると皮膚や呼吸器の粘膜が乾燥して免疫力が低下し、皮膚炎感染症にかかりやすくなります。

なお、βカロテンは脂質性のため、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。

コリンキーに含まれる豊富な栄養:ビタミンB群

コリンキーにはビタミンB1やビタミンB2など、ビタミンB群も豊富です。

体内でほとんど合成できないため、ビタミンB群は食べ物から摂取する必要があります。

体内の代謝に必要な酵素の働きを補っており、人体の機能を正常に保つために必要な栄養素です。

  • 糖質をエネルギーに変える
  • 疲労回復を促す
  • 口内炎や髪のパサつき、肌荒れなどを防ぐ

ビタミンB群は水溶性のため、水に流れやすい性質があります。

したがって、ビタミンB群の栄養を取り込みたいときは、煮汁ごと食べられる料理にするのがおすすめです。

コリンキーに含まれる豊富な栄養:ビタミンC

美容にもうれしい効果を持つビタミンCが含まれているのも、コリンキーの魅力です。

ビタミンCの効果は美容以外にもあるため、ほかの働きを見ていきましょう。

  • 生活習慣病を予防する効果がある
  • 強い抗酸化作用がある
  • メラニン色素の生成を抑える作用がある
  • 腸から鉄の吸収をよくする働きがある

不足すると、疲れやすかったり肌荒れしたりと健康と美容どちらにも悪影響を与えるため、積極的に食べるようにしてください。

なお、ビタミンCはほかのビタミンやミネラルと一緒に摂ると効果が増しやすくなります。

コリンキーに含まれる豊富な栄養:鉄

女性に不足しがちな栄養のため、豊富に含まれているコリンキーを食べるのがおすすめです。

赤血球を合成する働きがあり、不足するとめまいや食欲不振、頭痛などを引き起こします。

鉄の吸収率を高めたいときは、ビタミンC動物性たんぱく質を一緒に食べるとよいでしょう。

なお、タンニンやカフェインは鉄の吸収を妨げる作用があるため、一緒に摂取するのは避けてください。

コリンキーに含まれる豊富な栄養:カリウム

カリウム体内の余分な塩分を体外へ排出するなど、身体にうれしいさまざまな働きがあります。

主な効果は、以下の通りです。

  • むくみを予防する
  • 利尿作用がある
  • 高血圧を防ぐ

水溶性のため、食べ方によっては栄養が失われやすくなります。

水にさらしすぎるなど、水に長時間つけるのは避けるようにしましょう。

コリンキーに含まれる豊富な栄養:食物繊維

コリンキーには、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

不溶性食物繊維とは水に溶けない食物繊維で、胃や腸で水分を吸って膨らみ、便のカサを増やすのが特徴です。

さらに蠕動運動(ぜんどううんどう)により、便を体外へ排出させる役割があります。

そのうえビフィズス菌などを増やして腸内環境を整える効果が期待できるため、便秘にお悩み、または便の量が少ない方にもコリンキーはおすすめです。

コリンキーに含まれる豊富な栄養:ビタミンE

強い抗酸化作用を持つビタミンEが多いのも、コリンキーの魅力となります。

ビタミンEの働きは、以下の通りです。

  • 老化から身体を守る
  • 血行促進を促す
  • ホルモンの分泌を促進させる
  • 生活習慣病を予防する

血流促進により新陳代謝が上がり、冷え性や肩こり解消効果も期待できます。

なお、ビタミンEは脂質性ビタミンで、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。

栄養満点なコリンキーの見分け方

コリンキー 栄養

コリンキーは、6月〜8月頃が旬です。

栄養豊富なコリンキーを食べるためには、新鮮なものを選ぶのがポイントとなります。

コリンキーは、以下の点を押さえて選びましょう。

  • 全体がキレイなレモン色
  • 果皮に傷がないもの
  • 重みがあるもの
  • ソフトボールくらいの大きさ
  • 球形またはレモン型

コリンキーはレモン色から徐々にオレンジ色になり、果肉の粘着性が増していきます。

そのため、鮮度の高いコリンキーを食べたいときは、レモン色のものを選ぶのがおすすめです。

コリンキーの栄養を逃さないおすすめの食べ方3選

コリンキー 栄養

コリンキーは、食べ方によって吸収しやすい栄養素が異なります。

栄養をできるかぎり逃さないよう、おすすめの食べ方を3つ解説するのでぜひ参考にしてください。

コリンキーの食べ方:生食

コリンキーの栄養を存分にとりたいときは、サラダなど生食がおすすめです。

ビタミンCやビタミンB群、カリウムは水に溶けやすく、煮込んでしまうと栄養を失いやすくなります。

生食で食べることで、コリンキーの栄養を逃さず食べられるでしょう。

また、コリンキーの特徴とされるコリコリした食感や風味、味を最大限活かせるのも生食の魅力です。

コリンキーの食べ方:揚げる

コリンキーに含まれるβカロテンやビタミンEは脂質性のため、油と一緒に食べることで吸収力がアップします。

フライドポテトのような感覚で食べられるのも、揚げて食べる魅力となります。

素揚げ天ぷら風揚げ焼きなどで食べると、生で食べるときは異なる食感を楽しめるためぜひ調理してみてください。

コリンキーの食べ方:スープ

スープにするのもおすすめの調理方法です。

ミキサーなどでコリンキーをペースト状にしてポタージュにすると、甘みのあるスープとして食べられます。

スープにすると汁ごと食べられるため、水に溶けやすい栄養素を逃さず身体に取り入れられるのもポイントです。

まとめ

コリンキーは、βカロテンやビタミンE、ビタミンB群など栄養が豊富な食材です。

食べ方によって吸収率が異なるため、各栄養素の働きを踏まえたうえで自分にあったメニューを作りましょう。

また、コリンキーの食感を味わいたい方は、サラダにして食べるのがおすすめです。

揚げ物やスープにしても、生食とは異なる食感や味を楽しめます。

栄養を理解したうえで、身体にうれしいコリンキーをおいしく食べましょう。

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