さまざまな品種があるかぼちゃの中で、皮ごと食べられるのがコリンキーです。
コリンキーはあまり知られていませんが、シャキシャキ感とコリコリとした食感が特徴で、生で食べるのにうってつけの食材とされています。
日本では珍しい食材のため、コリンキーをどのように食べるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、コリンキーの食べ方を解説します。
皮ごと食べられるコリンキーですが、状態によっては生食に不向きとなるため、見分けるポイントもあわせて紹介します。
コリンキーの食べ方にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
コリンキーの食べ方は皮ごとがポイント
コリンキーはオーストラリアと日本のかぼちゃをかけ合わせて作られ、2002年に品種登録されたかぼちゃです。
日本ではあまり見かけませんが、完熟前に収穫するため生で食べられるのが特徴とされています。
そんなコリンキーは皮ごと食べるのがポイントです。
食べ方を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
コリンキーの食べ方
コリンキーの特徴は皮ごと生食できる点です。
ウリ科のかぼちゃ属で、水分が多いためサラダなど生で食べやすいのが魅力とされています。
食感はシャキシャキかつ、コリコリしており、ズッキーニやきゅうりのような歯応えです。
特徴的な匂いや苦みといったクセがないため生食はもちろん、炒め物やスープなど加熱して食べるのにも適しています。
和食や洋食、さらに中華とさまざまな味つけと相性がよいのもコリンキーの良さです。
コリンキーの下ごしらえ
コリンキーの下ごしらえ方法をまとめたので、調理するときの参考にしてください。
- コリンキーを水でしっかり洗う
- 水分を拭き取る
- 両端のヘタを切り落とす
- ヘタ部分から縦にカットする
- スプーンを使って種とワタを取り除く
かぼちゃの一種ですが、コリンキーの皮は薄く柔らかいため、包丁で簡単にカットできます。
コリンキーの皮の剥き方
前述したように、コリンキーは皮ごと食べられます。
とはいえ、追熟したコリンキーの皮は硬くなってしまうため、生食には向いていません。
時間が経ったコリンキーを食べるときは皮を剥いてから調理するのがオススメです。
また、お浸しなどにする場合は、皮を剥いたほうが鮮やかな見た目になります。
コリンキーの皮を剥くときは、包丁はもちろんピーラーでも簡単に剥けます。
皮を剥いたら好みの大きさにカットして、料理に使いましょう。
新鮮なコリンキーの見分け方
コリンキーを生で食べるときは、未熟な状態のものを選ぶのがオススメです。
時間が経つと黄色の見た目からオレンジ色に変わり、果肉も粘質になります。
追熟したほうが甘みは増す一方、皮が硬くなるためコリンキー特有の歯応えが薄れてしまうので生食に不向きです。
新鮮なコリンキーを見分けるポイントは、以下の通りです。
- 鮮やかなレモン色
- しっかり重みがあるもの
- 傷がない見た目
みずみずしく、コリコリとした食感を楽しみたいときは、レモン色のコリンキーを選ぶと良いでしょう。
コリンキーを長持ちさせる保存方法
コリンキーは、ほかのかぼちゃに比べて日持ちしません。
丸ごとの状態で保存する場合、新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室に保管します。
寒い時期であれば、湿気のない冷暗所での保存が可能です。
丸ごとの状態で保存するときは、1ヶ月を目安に使い切ってください。
また、カットしたコリンキーは種とワタを取り除いてからラップで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。
カットしたコリンキーは傷みが進行しやすいため、1週間を目安に使い切りましょう。
コリンキーを皮ごと使ったおすすめレシピ
コリンキーを皮ごと使ったおすすめレシピを3つ紹介します。
皮ごと食べられるコリンキーをおいしく食べたい方は、ぜひチェックしてみてください。
コリンキーのサラダ
コリンキーのシャキシャキ感を最大限に活かせる食べ方は、サラダです。
薄くスライスするほか、コブサラダ風に食べるときは角切りにして調理するのもよいでしょう。
コリンキーは色鮮やかな黄色のため、ミニトマトやきゅうりと組み合わせることで見栄えのよいサラダを楽しめます。
素材の味を楽しめるよう、塩とオリーブオイルのみ使用するのもオススメです。
どのドレッシングとも相性がよいため、さまざまなサラダにして食べられます。
コリンキーの塩昆布漬け
あと一品欲しいときにおすすめなのが塩昆布漬けです。
薄くスライスしたコリンキーに塩昆布を和えるだけなので、簡単に作れます。
コリンキーの食感と塩昆布の塩っ気が絶妙で、おつまみにも最適です。
塩昆布をかけすぎると塩分が強くなってしまうため、味を見ながら量を加減してください。
コリンキーのジャム
追熟してやわらかくなったコリンキーは、ジャムにして食べるのがおすすめです。
時間の経過とともに甘みが増すため、トーストやパウンドケーキの上に乗せて食べるのに適しています。
皮を剥かず、そのまま鍋に入れて茹でるだけでジャムの完成です。
砂糖を入れてもよいですが、コリンキーに甘さがあるため、たくさん入れなくても甘みを感じることができます。
まとめ
食感がやみつきになるコリンキーは、皮ごと調理するのがポイントです。
歯応えがよいため、サラダなど生で食べるのに適しています。
また、コリンキーは色鮮やかな黄色をしており、食卓に彩りを加えることも可能です。
加熱しても食べられるため、生食のほかジャムやスープにして食べるのもよいでしょう。
食べ方のポイントを押さえて、栄養豊富なコリンキーをぜひ食べてみてください。
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