冷蔵庫からレタスを取り出すと、黒い斑点が。
見た目も悪く、食べてよいのか悩みますよね?

黒い斑点の正体は、ポリフェノールの酸化です。
食べても問題ありませんが、生で食べると苦みがあります。

この記事では、レタスの黒い斑点を食べてもよい理由や、変色を防ぐ方法について紹介します。

腐った状態の見分け方と変色を防ぐ方法も解説しているので、読めばレタスに黒い斑点ができるのを防げますよ。

レタスの黒い斑点は食べても問題ない

レタス 黒い 斑点

結論からお伝えしますと、黒い斑点がついているレタスを食べても問題ありません。
なぜなら、黒い斑点の正体はレタスに含まれるポリフェノールの酸化によるものだからです。

ポリフェノールは空気に触れると、酸化して変色する性質があります。
つまり、酸化により葉の表面に黒い斑点がついたというわけです。

他にも、レタスの切り口がピンクや茶色になっていた経験はありませんか?
黒い斑点と同様、酸化が原因です。

食べても問題ありませんが、生で食べると苦みを感じる場合があります。
見た目や苦味が気になるのであれば、炒めて食べるのがおすすめです。

レタスに含まれるβカロテンやビタミンEは、油と一緒に調理すると体内への吸収力がアップします。

ビタミンEが多く含まれているツナは、レタスとの相性もバツグンなのでおすすめです。
炒めると加熱や調味料により、黒い斑点が目立たなくなり、美味しく食べられますよ。

レタスの変色を防ぐポイントを紹介

レタス 黒い 斑点

レタスが変色すると、見た目もよくありません。
早めに使い切るのが1番ですが、できるかぎり変色させずに長持ちさせたいですよね。

レタスの変色を防ぐポイントは4つ。

・1玉丸ごとの状態で保存する
・使う際は手でちぎる
・酢やレモン水につける
・50度洗い

4つのポイントを知っておくと、レタスの変色を防ぎ長持ちします。
ポイントをしっかりおさえて、レタスの変色を防ぎましょう。

1玉丸ごとの状態で保存する

切り口が空気に触れて酸化すると、レタスは変色します。
使う直前までは、カットしないで1玉丸ごとの状態で保存しましょう。

レタス1玉丸ごとの保存方法は3つ。

・芯をくり抜き、くり抜いた部分にキッチンペーパーをつめてラップで包む
・芯の部分に3~4本爪楊枝を指す
・芯を少しカットし、切り口に小麦粉をつける

レタスにひと手間加えるだけで、変色を防ぎ長持ちします。
常温で置いておくと傷みが早くなるため、ビニール袋などの密封袋に入れて冷蔵室で保存しましょう。

手でちぎる

レタスは手でちぎって食べるのがおすすめです。
鉄の包丁でカットすると金属がポリフェノールの性質に反応してしまい、酸化を早める原因となります。

セラミックやステンレスなどの金属ではない包丁を使うのも、できるかぎり変色を防ぐ方法です。

しかし、カットされた部分が空気に触れ変色を早めてしまうため、外側から1枚ずつちぎって使うのがよいでしょう。

酢水やレモン水につける

カットした場合、酢水やレモン水につけると変色を防げます。
ポリフェノールは酵素の働きにより、酸化し変色するのです。
そのため、酵素の働きを抑える酢やレモン水につけることにより変色を防止できます。

やり方は、水を張ったボウルに酢やレモン汁を小さじ1杯ほど入れてかき混ぜ、レタスを2分ほど浸すだけ。

キッチンペーパーなどで水気をしっかりとり、ラップなどに包んで冷蔵室に保存しましょう。

50度洗い

50度洗いは、レタスのシャキシャキ感や変色を防ぐのに最適な方法です。
なぜなら、50度の温度によってレタスの細胞を殺さず適度な刺激を与えられるからです。

やり方も簡単で、50度のお湯をボウルに張り、手でちぎったレタスを2分ほど入れます。
お湯を捨てて、冷水で2分ほど洗うことで、変色を防いだりシャキシャキ感を取り戻せたりできるでしょう。

50度洗いには、2つの注意点があります。


・50度洗いをしたら水分をしっかり拭き取り、ビニール袋などの密封袋に入れて冷蔵室で保存する。
・菌が繁殖する原因となるため、43度以下で洗わない。

上記2点に注意して、レタスが変色しないよう注意しましょう。

レタスが腐った状態の見分け方

レタス 黒い 斑点

黒い斑点の正体はわかりましたが、レタスの状態によっては腐っている場合もあります。誤って腐っている状態のレタスを食べないよう、見分け方を紹介しましょう。

腐る原因

まず、レタスが腐る原因として挙げられる理由は、下記の3つ。

乾燥
蒸れ
冷蔵室にそのまま入れている

レタスは水分が多い野菜のため、あたたかい場所が苦手です。
常温保存により、蒸れやカビ、腐敗の原因となります。
常温ではなく、冷蔵室で保存するのがおすすめです。

また、そのままレタスを冷蔵室に入れるのは乾燥のもと。
ビニール袋など、密封袋に入れて乾燥しないように保存しましょう。

見た目

レタス全体が赤茶色や黒に変色しており、ドロドロした水分が出ている場合は、腐った状態です。

また、水分量の多いレタスはカビが生えやすいことも特徴。
白っぽい部分はカビなので、食べずに捨てましょう。

臭い

レタスを取り出したときに、ツンと酸っぱいような臭いがしたら要注意。
あきらかに腐ったような臭いがしますので、食べないようにしましょう。

触感

腐ったレタスは、触るとヌルヌルします。
思わず手を引っ込めてしまうほど、不快な触感なのでわかりやすいです。
レタスから出る液体も触るとドロドロしているので、食べないようにしてくださいね。

水分量の多いレタスは、あまり日持ちしません。
腐った状態のレタスを食べるとお腹を壊してしまうので、しっかり見分けましょう。

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まとめ

レタスの黒い斑点はポリフェノールの酸化によるものなので、食べても問題ありません。
とはいえ、黒い斑点は傷んでいる証拠。生で食べると苦みを感じやすいです。
変色や苦味が気になるのであれば、炒めて食べるとよいでしょう。

腐った状態か、しっかり見分けるのも大切なポイント。
ひと手間加えて黒い斑点などの変色を防ぎ、レタスをおいしく食べましょう。

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