人参を使おうと冷蔵庫から取り出したときに、黒い斑点があった経験はないでしょうか?

食べられるか迷った末、捨ててしまった人もいるのではないでしょうか。

人参の黒い斑点には、食べられるものと食べられないものがあります。

違いを見分けることで、安心安全に人参を食べられますよ。

この記事では、人参に黒い斑点ができる原因や見分け方のポイントについて解説しています。

黒い斑点が発生しないようにするためには、保存方法も重要です。

黒い斑点の発生を防ぎ、鮮度が保たれた人参を食べましょう。

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食べてOK!人参の黒い斑点の正体はポリフェノール

人参 黒い斑点

人参の黒い斑点は、ポリフェノールが酵素的褐変したことによるもので食べることが可能です。

人参が酵素的褐変した原因について、詳しく解説していきましょう。

人参に黒い斑点ができる原因とは

人参の黒い斑点は細胞の破壊が原因です。

細胞が壊れる主な原因は、以下3つです。

● 人参の表面に傷がつく
● 人参の表面が乾燥する
● 気温が高いところで人参を保存している

細胞の破壊によってポリフェノールと、酸化酵素のオキシダーゼが混ざり合い、空気に触れて茶褐色に変わります。(※1)

気温が高くなると、ポリフェノールとオキシダーゼは活発になるため、人参にも黒い斑点ができやすくなります。(※2)

酵素的褐変により人参に黒い斑点ができても、異臭がなく表面の硬い人参は食べても平気です。

気になる人は、人参の皮を厚めに切ると良いでしょう。

参照:※1. J-STAGE「酵素的褐変とその制御」
   ※2. 西川 知希「ニンジンの流通販売過程における「黒ずみ症」発生条件の解明とその改善策の検討」2017-02 北海道大学 大学院農学院 修士論文発表会  

このような症状のものはNG!食べてはいけない人参の黒い斑点とは

人参 黒い斑点

軟腐病カビが原因で、人参に黒い斑点ができる場合もあります。

食べてはいけない人参の特徴は、以下の通りです。

● 黒いシミが広範囲に広がっている
● 酸っぱいニオイや腐敗臭など異臭がする
● 人参の表面がヌメヌメしている
● 人参全体がぶよぶよしてやわらかい
● 黒い綿のようなものが生えている
● 黒い斑点部分がへこんでいたり膨らんでいたりしている

軟腐病は、人参の傷口から細菌が繁殖し、全体に養分が行き渡らなくなることで起こります。

傷みの進行が早く、腐敗しやすくなるので注意が必要です。

軟腐病は悪臭が特徴なので、人参に異臭をともなう黒い斑点がある場合、食べるのはやめましょう。

また、広範囲に黒いシミができていたらカビの可能性が考えられます。

取り除いても、カビ毒が残っている場合もあるので、カビのある人参も食べずに処分してください。

人参の黒い斑点が中にできていたら食べられない?

人参の中に黒い斑点ができているケースもあります。

黒い斑点だけなら、ポリフェノールが酵素的褐変したものなので食べても安全です。

しかし異臭や黒い部分をさわるとぶよぶよしたり、空洞ができていたりする場合、食べるのを控えてください。

人参の黒い斑点を作らない保存方法

人参 黒い斑点

黒い斑点を作らないためには、保存方法が重要です。

黒い斑点は、保存温度と乾燥により発生しやすくなります。

人参の黒い斑点を作らない保存方法について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

人参は立てて保存が基本

人参は、土の中にいるときと同じように立てて保存するのが基本です。

そのため、スーパーなどで購入した人参は袋から取り出し、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ります。

乾燥も黒い斑点ができやすい原因のため、1本ずつ新聞紙やキッチンペーパーで人参を包み、野菜室で保存してくださいね。

立てやすいよう、容器に入れるのがオススメです。

新聞紙やキッチンペーパーが濡れてきたら、忘れずにこまめに取り替えましょう。

冷蔵保存した人参は、3週間〜1か月ほど日持ちします。

人参に土がついていたらそのまま保存

人参に土や泥がついている状態は、乾燥から防ぎます。

土付きの人参は、土がついた状態のまま保存します。

キッチンペーパーや新聞紙に包み、立てた状態にして冷暗所で保存してください。

なお、人参は温度が高いと黒い斑点ができやすくなるため、暑い時期は野菜室に入れて保存しましょう。

人参に黒い斑点ができたときのオススメの食べ方とは

古い人参は食感が落ちているので、サラダなどの生食より、歯応えが気になりにくい煮込み料理で食べるのがオススメです。

黒い部分がなくなるよう皮をキレイに剥き、細かく刻んだり、すりおろしたりして食べてください。

スープやカレーにして煮込むと、硬くなった人参がやわらかくなり、おいしく食べられます。

黒い斑点のある人参は、劣化しているサインでもあるため、早めに使い切りましょう。

まとめ

人参の黒い斑点には、食べられるものと食べられないものがあります。

人参のポリフェノールが酵素的褐変したことによる黒い斑点は食べることが可能です。

異臭がしたり、表面をさわってぶよぶよしたら、軟腐病カビが考えられますので食べずに処分してください。

人参は正しく保存すると、黒い斑点ができるのを防げます。

黒い斑点ができる原因と食べられるか見分けるポイントを押さえて、人参を安心安全に食べましょう。

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