オクラは身体にうれしい栄養が豊富に含まれている野菜のため、購入する方も多いのではないでしょうか。しかし、オクラを冷蔵庫に入れていたらへなへなになっていたといった経験も珍しくありません。

オクラは日持ちしない野菜のため、すぐに使わない場合は冷凍保存がおすすめです。この記事では、オクラの冷凍保存方法をパターン別に解説します。

まずいと感じにくい冷凍保存のコツも紹介するので、オクラを長持ちさせたい場合は参考にしてください。

オクラは冷凍保存がおすすめ

オクラは日持ちしない野菜のため、冷凍保存がおすすめです。低温や乾燥が弱点のため、オクラを冷蔵庫に入れておくと次第にハリがなくなってしまう可能性があります。

また、傷がある場合、空気にふれることで酸化して黒くなってしまうため見た目も悪くなってしまいます。

オクラを冷凍すると、栄養価が落ちるのを防げるだけでなく、ハリや黒ずみを抑制できる点がメリットです。すぐに使わない場合、オクラは冷凍保存した方がおいしく食べられます。

【パターン別】オクラの冷凍保存方法

ここでは、オクラの冷凍保存方法をパターン別に紹介します。

保存方法のコツを押さえて、オクラの栄養価をキープしましょう。

生でそのまま冷凍保存

オクラは生で冷凍が可能で、忙しいときにサッと保存できるメリットがあります。生でそのまま冷凍保存する手順は、以下のとおりです。

  1. まな板の上に置いたオクラに塩をまぶして塩ずりする
  2. ヘタとガクを切り取る
  3. ラップに2~3本ずつ包み、空気を抜きながら密封袋に入れる
  4. 冷凍庫で保存する

生でそのまま冷凍したオクラは、凍った状態のまま炒め物や煮物などに入れて調理します。カットしたい場合は、1〜2分を目安に半解凍状態で使用しましょう。

茹でてから冷凍保存

オクラを茹でてから冷凍保存すると、色鮮やかな状態をキープできます。茹でてから冷凍保存する手順は、以下のとおりです。

  1. まな板の上に置いたオクラに塩をまぶして塩ずりする
  2. ヘタとガクを切り取る
  3. 塩がついたままのオクラを沸騰したお湯に入れ10~15秒ほど茹でる
  4. ザルにあげて粗熱をとる
  5. ラップに2~3本ずつ包み、空気を抜きながら密封袋に入れる
  6. 冷凍庫で保存する

オクラを冷凍する際の茹で時間は短く、お湯にさっとくぐらす程度で問題ありません。冷凍庫に入れるときは、粗熱をとってからがポイントです。

輪切りにカットした状態で冷凍保存

オクラを輪切りにした状態で冷凍保存すると、適量を好きなタイミングで使えます。炒め物や煮込み料理に入れるだけなので、料理の時短につながる点もメリットです。

輪切りにカットした状態で冷凍保存は、以下のとおりです。

  1. まな板の上に置いたオクラに塩をまぶして塩ずりする
  2. ヘタとガクを切り取る
  3. 塩がついたままのオクラを沸騰したお湯に入れ10~15秒ほど茹でる
  4. ザルにあげて粗熱をとる
  5. 輪切りにカットする
  6. 空気を抜きながら密封袋に入れて、冷凍保存する

生の状態で冷凍しても良いですが、色味をキープしたい場合は軽く下茹でするとよいでしょう。密封袋に入れる際は、平らな状態になるようにするのがコツです。

オクラがまずいと感じにくい冷凍保存のコツ

なかには、オクラを冷凍するとまずいと感じる場合があります。冷凍したオクラは食感や風味が落ちてしまうため、特有の歯応えを好む方には物足りなさを感じるケースも珍しくありません。

ここでは、オクラがまずいと感じにくい冷凍保存のコツを3つ紹介します。コツを掴んで、おいしい状態の冷凍オクラを食べましょう。

水分をしっかり拭き取る

オクラがまずいと感じにくくなる冷凍保存のコツには、水分をしっかり拭き取る方法が挙げられます。水分がついている状態でオクラを冷凍すると、霜がついてしまうためです。

温度変化により蒸発した水分が小さな氷の粒となってオクラの表面に付着し、霜になります。

霜が付着するとオクラが乾燥してしまい、食感や色味を悪くさせてしまう原因につながります。霜が発生しないためにも、冷凍保存する前に水分を十分に拭き取った状態にしましょう。

すばやく冷凍保存する

オクラがまずいと感じにくくなる方法には、すばやく冷凍保存することが挙げられます。そもそも、食材の中の水分を氷の粒にする過程が冷凍の仕組みです。

ゆっくり凍っていく場合、氷の粒が大きくなり、過程の中で細胞や組織を破壊するため味や食感を損ねます。

しかし、すばやく冷凍保存すると食材の中にできる氷の粒が小さくなるため、味や食感を損ねにくくなるのです。すばやく冷凍保存するポイントは、以下のとおりです。

  • 平たい状態で保存する
  • 金属トレーの上に食材を並べる
  • 冷凍するまではできる限り冷凍庫を開閉しないようにする
  • 乾燥しないよう密封袋をしっかり閉じる

急速冷凍を意識することで、冷凍したオクラがまずいと感じにくくなるでしょう。

保存期間を目安として早めに食べ切る

冷凍したオクラの保存期間は1ヶ月ほどですが、できる限り早めに食べ切るのがポイントです。栄養をキープできるといっても、長く保存していると次第に鮮度は落ちてしまいます。

例えば、冷凍庫を開け閉めすると庫内の温度が上昇するため、オクラの劣化が進行します。長い期間冷凍庫に保存しておくほど味や食感が悪くなってしまいやすいことから、早めに使い切るのがおいしさを保つコツです。

まとめ

オクラは冷蔵庫で保存すると日持ちしにくい野菜のため、すぐに使わない場合は冷凍保存がおすすめです。おいしい状態をキープしたまま冷凍保存したいときは、水分をしっかり拭き取ったり素早く冷凍したりするのがポイントになります。

また、冷凍保存期間は1ヶ月ほどですが、時間の経過とともに食感や風味が落ちてしまうので早めに食べ切るのがおすすめです。

身体に良い効果をもたらすオクラを長持ちさせたい場合は、冷凍保存を活用してみましょう。

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