シャキシャキとした歯応えと、独特の苦みがあるピーマンを苦手とする人は多いですよね。
選び方のポイントを押さえることで、苦みを感じにくいピーマンが食べられます。
この記事では、ピーマンの選び方をポイント別に解説しています。
種類によっても食感が違うため、食べ比べてみるのもオススメです。
選び方を知ることで、ほんのり甘みのある美味しいピーマンを食べられますよ。
ピーマンの選び方はヘタがポイント
美味しいピーマンの選び方は、ヘタがポイントです。
ピーマンの美味しい選び方を、3つのポイントに注目して解説します。
ピーマンのヘタ
ピーマンはヘタの部分から鮮度が落ちてくるため、選ぶ際ヘタに注目してください。
ヘタが六角形のものを見つけたら、ぜひ手にとりましょう。
ピーマンのヘタは、一般的に五角形です。
栄養状態が良いピーマンには花びらが多くつきます。
つまり、ヘタの数が多いピーマンは、栄養豊富な証拠です。
糖度も高く、苦みを感じにくいのです。
また、ヘタの色もしっかりチェックしてください。
ヘタは、緑色でみずみずしいものを選びましょう。
ヘタが茶色に変色していたり、乾燥していたりすると傷みが進んでいるため、選ぶのを避けてください。
ピーマンの見た目
濃い緑色をしたツヤのあるピーマンを選びましょう。
肩がもりあがっており、丸くふっくらした形のものが新鮮です。
ピーマンは時間が経つと表面がシワシワになるため、ハリがあるものを手に取ってください。
色ムラがないかも、チェックポイントです。
表面に赤紫色がかった部分が出てきたら傷んでいるサインのため、早めに使い切りましょう。
ピーマンの重さ
手に持って、重さがあるものは新鮮な証拠です。
ピーマンは水分が抜けていくと軽くなっていくため、選ぶときはピーマンを両手で持って重さを比べてみてくださいね。
ピーマンをさわったときに、皮やヘタにハリと弾力があるものを選びましょう。
ピーマンの表面を押して、指が軽く沈み込むようなふかふか感のあるものは鮮度が落ちています。
苦みが少ないピーマンの美味しい選び方は種類も重要
ピーマンは品種によって、特徴が異なります。
種類別の特徴やオススメの調理方法について紹介しましょう。
緑ピーマン
一般的に出回っているピーマンを、緑ピーマンといいます。
緑ピーマンは熟していない状態の果実のため、青臭く苦みが強いです。
ピーマンの苦み成分といわれるピラジンは、緑ピーマンに多く含まれています。
苦みがあって食べにくいですが、ピラジンには血液をサラサラにする効果があるのです。
シャキシャキとした歯応えがあるため、緑ピーマンは千切りにしてシーチキンやゴマ油と和えて食べるのもオススメです。
赤ピーマン
赤ピーマンは、緑ピーマンが完全に熟された状態のものです。
花が咲いてから15~20日ほどで収穫される緑ピーマンに対し、赤ピーマンは開花後の50~60日ほどで収穫されます。
苦み成分のピラジンは熟していくと失われるため、赤ピーマンは緑ピーマンに比べて苦みを感じにくいです。
パプリカのような甘さがあるため、子どもでも食べやすいピーマンといっても良いでしょう。
炒めて食べるのも良いですが、マリネやサラダにして料理に彩りをプラスするのもオススメです。
子どもピーマン
子どもピーマンは、でこぼこがなく先端に向かって細いトウガラシに似た形状です。
肉厚たっぷりでみずみずしく、苦みが少ない特徴を持ちます。
果実の表面に白いヒビが発生しているのは、糖度が高まり食べ頃のサインです。
ほんのり甘みがあるためグリルで焼いたり、輪切りの中にウインナーなどを詰めたりして食べると、見た目もかわいくてオススメです。
ジャンボピーマン
ジャンボピーマンは名前の通り、長さ15cm重さ150gの大型ピーマンです。
肉厚が良い見た目と裏腹に、甘みが強い特徴を持っています。
ピーマン特有の歯応えが楽しめる品種です。
肉厚と大きさから、ジャンボピーマンは肉詰めにして食べるのをオススメします。
バナナピーマン
バナナピーマンは、淡い黄緑色をした細長い見た目のピーマンです。
熟していくとクリーム色から黄色、オレンジへと変っていきます。
バナナピーマンは完全に熟すと赤色に変わります。
果肉がやわらかく、甘みがあるため、サラダなど生食にもオススメです。
なお、生育環境によっては辛いものもあります。
赤ピーマンとパプリカの違いとは
赤ピーマンとパプリカは似ているようで、食感やサイズが異なります。
赤ピーマンの重さは、1個あたり約30gの中型や小型のものです。
一方、パプリカ1個あたりの重さは、約150gで大果種という大型になります。
赤ピーマンとパプリカの重さには、約5倍の違いがあります。
また、赤ピーマンとパプリカには食感にも違いがあるのです。
赤ピーマンは果肉が薄く、シャキシャキとした歯応えはありません。
対して、パプリカは肉厚があり、やわらかくてジューシーです。
歯応えは、赤ピーマンよりパプリカの方があります。
赤ピーマンは見た目が似ているため、ミニパプリカと呼ばれることもありますが、サイズや食べたときの食感が違うのです。
まとめ
ピーマンの選び方で、とくに注目するポイントはヘタです。
ピーマンはヘタから鮮度が落ちてくるため、茶色に変色していたり、乾燥していたりしているものは避けてください。
六角形のヘタは、栄養状態が良い証拠です。
また、ピーマンの種類によっても食感や見た目が異なります。l
ピーマンの種類によって選び方を変えてみるのもオススメです。
選び方のポイントを押さえて、栄養がたっぷり含まれた苦みの少ない美味しいピーマンを食べましょう!
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