ホクホクとした食感や甘さがあり、子どもが好む野菜の一つがかぼちゃです。

おかずはもちろん、スープやスイーツなど幅広く料理に使えるため、手に取る方も多いのではないでしょうか。

そのようなかぼちゃには、さまざまな種類があり、味や食感が異なります。

中でも注目されているのが、かぼちゃの中でもトップクラスのおいしさを誇るロロンかぼちゃです。

この記事では、ロロンかぼちゃの主な特徴を3つ解説します。

調理方法やオススメの食べ方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ロロンかぼちゃを代表する3つの特徴

ロロンかぼちゃ 特徴

ロロンかぼちゃの主な特徴は3つです。

それぞれ解説するので、ロロンかぼちゃならではの魅力を見ていきましょう。

ロロンかぼちゃの特徴1 ユニークな見た目

ロロンかぼちゃは、ラグビーボールのようなユニークな形をしています。

印象的な果形をしているため、ほかの品種と見分けやすいのが特徴です。

また、ロロンかぼちゃは1.8〜2kgほどの重さがある大玉で皮は濃緑色をしており、ちらし班が入っています。

一般的に販売されているかぼちゃは1.2kgほどのため、ロロンかぼちゃの方が大きいことがわかります。

参考:食材の目安量|料理の基本・初心者向け情報|レシピ大百科(レシピ・料理)|【味の素パーク】たべる楽しさを

ロロンかぼちゃの特徴2 上品な甘さ

ロロンかぼちゃは品種の中でもおいしいと言われているのが魅力です。

果肉はきめが細かく、滑らかな食感となっているため、上品な甘さを楽しめます。

育成者のロマンと、マロンのような甘さやおいしさを持ってほしいという願いからロロンかぼちゃと名づけられたそうです。

デンプン含有量が高いため、加熱するとホクホクとした食感をしていながらも舌触りのよい味わいを感じられます。

きめ細かい特徴を持っていることから、ペースト状にして食べるのにもオススメのかぼちゃです。

ロロンかぼちゃの特徴3 初夏から秋にかけてが食べごろ

ロロンかぼちゃは全国で栽培されており、土地気候によって収穫時期が異なります。

一般的な収穫時期は5月〜9月頃ですが、北海道などの寒い地域では7月上旬〜9月上旬が収穫時期です。

また、西日本の温暖地域では5月下旬~7月下旬に収穫されるため、初夏から秋にかけてがロロンかぼちゃの食べごろとされています。

ロロンかぼちゃの調理方法

ロロンかぼちゃ 特徴

ロロンかぼちゃは、ラグビーボールのような形をしています。

そのため、一般的なかぼちゃのようにヘタ部分から包丁を入れると不安定で切りにくく、ケガをしてしまうので注意が必要です。

切り方を順番に紹介するので、丸ごとカットするときの参考にしてください。

  1. 濡れたキッチンペーパーを下に敷き、横向きにする
  2. 中心から半分にカットする
  3. 平らな部分を下向きにして、さらに半分にカットする
  4. スプーンで種とワタを取り除く
  5. ヘタを切り落とし、傷や汚れがある部分の皮を削ぐ

カットできたら一般的なかぼちゃ同様、料理に合わせて好みの大きさにして調理しましょう。

ロロンかぼちゃの保存方法

ロロンかぼちゃを丸ごとの状態で保存する場合、風通しのよい冷暗所に置きます。

カットしたときは、ワタを取り除くのがポイントです。

種とワタ部分は水分が多く含まれているため、付いている状態で保存すると傷みを進行させる原因につながります。

また、しっかりラップをしてから野菜室で保存してください。

なお、ロロンかぼちゃは湿気を苦手とする野菜のため乾燥した場所で保管し、早めに使い切りましょう。

ロロンかぼちゃの美味しい食べ方3選

ロロンかぼちゃ 特徴

滑らかさと特有の甘さが広がるロロンかぼちゃのおいしさを引き立たせる食べ方を、3つ紹介します。

ロロンかぼちゃの食べ方にお悩みの方は、参考にしてください。

ロロンかぼちゃの滑らかさがクセになるスープ

ロロンかぼちゃは滑らかさが特徴のため、裏ごししてスープで食べるのにうってつけの食材です。

調味料を使わず、豆乳や牛乳と一緒に混ぜてポタージュにするとクリーミーな味わいを楽しめます。

ロロンかぼちゃの甘さのみが引き立つため、素材の味を活かしたいときにもピッタリです。

濃厚かつ絶妙な甘みを感じたいときは、スープにして食べてみてください。

ホクホク感を活かせるロロンかぼちゃコロッケ

ロロンかぼちゃのホクホク感を活かしたいときにオススメするのが、コロッケです。

ロロンかぼちゃはかぼちゃ特有の甘さが強くないため、調味料などで味つけする調理方法にも適しています。

ホクホク感と滑らかな食感を楽しめるため、普段のかぼちゃコロッケとは異なる味わいを楽しめるのが特徴です。

なお、ロロンかぼちゃに多く含まれているβカロテンは油と一緒にとることで吸収率が上がります。

そのため、揚げて食べるコロッケはロロンかぼちゃの栄養をしっかりとれる食べ方です。

おかずに最適な甘みを使ったロロンかぼちゃサラダ

ロロンかぼちゃは甘すぎないため、おかずにして食べるのにうってつけです。

滑らかな食感を活かしてサラダにすると、食べやすくなります。

ロロンかぼちゃのみを使用するのはもちろん、きゅうりやハムと一緒に和えるのもおすすめです。

味をみながら、マヨネーズや塩コショウを加えてみてください。

まとめ

ロロンかぼちゃは独特な形に加えて、滑らかさが特徴のかぼちゃです。

かぼちゃ特有の甘みが強くないため、調理のレパートリーが広がるのも魅力的なポイントとなります。

ロロンかぼちゃはラグビーボールのような形状のため、一般的なかぼちゃのようにヘタからカットするのは不安定で切りづらく危険です。

そのため、切るときは横向きに置いてからカットしてくださいね。

ほかのかぼちゃとは異なる味わいを楽しめるロロンかぼちゃを、さっそく食べてみましょう。

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