ルッコラは、香ばしさとさわやかな辛みが特徴の野菜です。
冷蔵庫で保存したものの、ルッコラがしなしなになってしまった経験はありませんか。
ルッコラは乾燥に弱いため、保存方法によっては傷みやすくなります。
できるかぎりルッコラの鮮度を保ったまま保存したいと思う方も多いでしょう。
この記事では、ルッコラの長持ちさせる保存方法を解説します。
おいしい食べ方や選ぶときのポイントも紹介しますので、風味豊かなルッコラを鮮度の高い状態で食べたい方は必見です。
ルッコラの保存方法
ルッコラは乾燥に弱く、時間の経過とともに葉がしなしなになってしまいます。
さらに独特の香りが薄れてしまうため、長持ちさせるには保存方法が重要です。
冷蔵と冷凍の保存方法をそれぞれ解説しますので、日持ちさせたい方はぜひ参考にしてください。
ルッコラの冷蔵保存方法
根元がある場合、水を入れた容器の中にルッコラを立てた状態にして保存します。
ペットボトルはカットしたものを使用するのもオススメです。
なお、ルッコラは野菜室にて保存してください。
ルッコラを横の状態で保存すると、茎が上に伸びようとします。
そのため、栄養分を吸収し鮮度が落ちてしまうのです。
また根元がないルッコラの場合、食べやすい大きさにカットし、水を張ったボールに浸けてください。
葉に張りが出てきたらザルに上げ、キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取ります。
キッチンペーパーに包み、葉と茎を密封袋に入れて野菜室で保存しましょう。
保存するときは、キッチンペーパーは濡らしません。
冷蔵したルッコラは、5日を目安に使い切ってください。
ルッコラの冷凍保存方法
ルッコラを冷凍すると食感が悪くなったり、変色したりするため生食には不向きですが、おひたしやスープにして食べられます。
できるかぎり鮮度を損なわないよう、茹でてから冷凍保存してください。
冷凍保存するときは、まず塩を入れた熱湯にルッコラを入れて1分ほど茹でます。
冷水に入れて軽く絞り、ラップに包んでから密封袋に入れて冷凍庫で保存します。
冷凍保存したルッコラは、3週間ほどを目安に使い切りましょう。
また、ペーストにして冷凍するのもオススメです。
塩とオリーブオイル、にんにくと一緒にフードプロセッサーに入れるだけで完成します。
お好みでアーモンドを入れるのもよいでしょう。
ペーストにしたルッコラはパスタやピザ、スープなどさまざまな料理に使用できます。
ルッコラを長持ちさせる秘訣は鮮度！選び方を紹介
ルッコラは日持ちしない野菜のため、長持ちさせるには鮮度がポイントです。
新鮮な状態のルッコラを選ぶポイントは以下の通りです。
● 葉の色が濃い
● 葉が先までピンと張っている
● 葉がみずみずしい
● 茎がしっかりしている
葉の色が濃いルッコラは風味が強いため、においを楽しみたい方にもオススメです。
なお、ルッコラの風味が苦手な方は茎が細いものを選んでください。
茎が細いと風味がやわらぎ、食べやすくなります。
ルッコラのおいしい食べ方3選
ルッコラは生はもちろん、冷凍やペーストにしてもおいしく食べられます。
とはいえ、どのように食べればよいか悩む方もいるのではないでしょうか。
ここでは、保存したルッコラのおいしい食べ方を3つ紹介します。
ルッコラの調理方法に悩んでいる方は必見です。
ルッコラのサラダ
ルッコラの風味やほろ苦さを楽しみたいときにピッタリの食べ方が、サラダです。
カリウムやビタミンCなど、ルッコラに含まれる栄養には水溶性のものも多く、水にさらしてしまうと流れ出てしまいます。
そのため、ルッコラの栄養を効率的にとりたいときにサラダはピッタリです。
粉チーズをかけたり、生ハムと一緒に食べたりと、サラダのバリエーションを変えるだけで飽きずに食べられます。
ルッコラのピザやパスタ
ルッコラはピザやパスタと相性バツグンです。
生の状態で上に乗せてもよいですし、ペーストしたルッコラを和えて食べるのにも適しています。
生で食べるのが苦手な方でも、ピザやパスタにして食べると一度に多く食べられるのではないでしょうか。
ペーストの使い方に悩んだときは、ピザやパスタに使ってみてください。
ルッコラのスープ
冷凍したルッコラは食感が悪くなるため、スープにして食べるのがオススメです。
スープにしてクタクタに煮込むことで、歯応えが気になりにくくなります。
また、中華だしやコンソメなどの味とも相性がよいため、ほかの野菜と一緒にとりたいときにも最適です。
ルッコラペーストと牛乳を使ってミルクスープにするのもよいでしょう。
冷凍したままスープに入れるだけなので、忙しい朝でもすぐに作れる一品です。
まとめ
ルッコラは日持ちしない野菜のうえ、乾燥に弱い特徴があります。
冷蔵するときは、乾燥しないようキッチンペーパーで根元やカットしたルッコラを包み、立てた状態または密封袋に入れて保存するのがポイントです。
冷凍保存するとしなしなになってしまいますが、スープやおひたしにして食べれば食感を気にせず食べられます。
すぐに使わないときは、冷凍やペースト保存するのもオススメです。
保存時のポイントを押さえてできるかぎり日持ちさせ、鮮度を保った栄養価の高い状態でルッコラを食べましょう。
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