甘くて辛みが少ない新玉ねぎは、サラダなど生で食べてもおいしい特徴があります。

さまざまな料理に使える万能な食材の新玉ねぎは、栄養も満点です。
血液をサラサラにする他にも、紫外線から肌を守ったり、お腹の調子を整えたりと嬉しい効果が多く期待できます。

この記事では、そんな新玉ねぎの栄養について解説しています。
併せて、栄養を逃さない食べ方や選び方も紹介しているので、チェックしてみてください。

新玉ねぎに含まれる嬉しい栄養とは?

新玉ねぎ 栄養

新玉ねぎは、体に嬉しい栄養がたっぷり含まれています。
新玉ねぎに含まれる栄養を紹介していきましょう。

硫化アリル

新玉ねぎを食べたら、血液がサラサラになるイメージがありませんか?
新玉ねぎに含まれる栄養の1つである硫化アリルが血液をサラサラにする働きをしているのです。

血液をサラサラにすることにより、
・血栓
・動脈硬化
・心筋梗塞
・脳梗塞
など、血液や血管に影響する多くの生活習慣病を予防する効果があります。

ケルセチン

硫化アリルの他に「ケルセチン」という栄養が含まれています。
ポリフェノールの一種であるケルセチンは、ブロッコリーやリンゴなどにも含まれていますが、玉ねぎにもっとも多く含まれています

ケルセチンには、抗酸化作用や抗炎症作用、降圧作用などさまざまな生理作用が報告されおり、
・生活習慣病
・ガン
・動脈硬化
・糖尿病
などを予防する効果があります。
さらに、アレルギー抑制や紫外線から肌を守る効果もあり、積極的に摂りたい栄養です。

新玉ねぎを日当たりがよい場所に置いておくと、ケルセチンの栄養が増えるといわれています。

オリゴ糖

新玉ねぎには「フラクトオリゴ糖」という栄養が含まれています。
胃や小腸で吸収されず大腸まで届く特徴があり、エネルギーになりにくいため低カロリーです。

フラクトオリゴ糖には、難消化性(低カロリー)以外にもさまざまな機能があります。

フラクトオリゴ糖に含まれる8つの嬉しい機能
・お腹の調子を整える
・ミネラルの吸収促進
・虫歯の原因になりにくい
・免疫の改善
・低カロリー
・血糖値の上昇を抑える
・便臭の改善
・脂質代謝の改善

カリウム

新玉ねぎには、体内の余分なナトリウムや水分を体の外へ排出する働きがある「カリウム」が含まれています。

カリウムは、
・むくみの解消
・血圧を下げる
・脳卒中の予防
・骨粗しょう症の予防
などの効果が期待できます。

新玉ねぎには、嬉しい効果が期待できる栄養が多く含まれているので、毎日ご家庭の食卓に取り入れたい食材ですね。

新玉ねぎと玉ねぎの栄養に違いは?

新玉ねぎ 栄養

結論からお伝えすると、新玉ねぎと玉ねぎの栄養に違いはありません
新玉ねぎと玉ねぎの違いは、そもそも品種が違い、さらに乾燥して出荷しているか、していないかという違いがあります。

新玉ねぎは、収穫したら乾燥をせずに出荷されます。
一方、通常の玉ねぎは、収穫後に表皮を乾燥させ保存性を高めて出荷している違いがあります。

そのため、通常の玉ねぎは保存期間が長いですが、新玉ねぎの保存期間は通常の玉ねぎより短い特徴があります。

新玉ねぎの栄養を逃さない食べ方

栄養豊富な新玉ねぎの栄養を逃さない食べ方のポイントを4つ紹介しましょう。

空気にさらす

スライスした新玉ねぎは、空気にさらすと栄養を逃さずに辛みを和らげることができます。
新玉ねぎに含まれている硫化アリルは、水に溶けやすく蒸発しやすいことが特徴です。つまり、辛みを抜くために水にさらしてしまうと、新玉ねぎの栄養が溶けていってしまいます。

水ではなく、空気にさらすことで新玉ねぎの栄養を逃さず、さらに辛みを和らげることができます。

加熱しすぎない

新玉ねぎの栄養を逃さないためには、加熱しすぎないこともポイントです。
硫化アリルは熱にも弱いため、加熱すると栄養がほとんどなくなってしまいます。

栄養を逃さない食べ方は、サラダなど生で食べることがおすすめです。
加熱して食べる場合、軽く炒める程度にするとよいでしょう。

ビタミンB1を一緒に摂る

新玉ねぎ 栄養 ビタミン

新玉ねぎは、豚肉や大豆などビタミンB1を含む食材を一緒に摂ると、栄養を逃さないのでおすすめです。

新玉ねぎに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1を含む食材を一緒に摂ると、疲労回復効果が期待できます。

とくに豚肉は、ビタミンB1が豊富です。
ヒレやモモの部位は、脂も少ないのでおすすめです。

ビタミンB1が含まれる食材
・豚肉
・そば
・真鯛
・玄米
・枝豆
・豆腐
・かつお
・まぐろ
・ナッツ
・カリフラワー
・ほうれん草 など

早めに食べる

新玉ねぎの栄養を逃さないためにも、早めに食べることをおすすめします。
新玉ねぎは、甘くてやわらかい、そして辛みが少ない特徴があります。

しかし、保存期間は通常の玉ねぎと比べて短いです。
そのため、栄養を逃さない食べ方として、早めに食べることをおすすめします。

まとめ

新玉ねぎには、血液をサラサラにしたり、生活習慣病を予防する効果が期待できる栄養素を豊富に含んでいます。

新玉ねぎと玉ねぎに栄養の違いはありませんが、硫化アリルは水に溶けやすく、加熱しすぎると栄養が損なわれてしまうため、少し丁寧な調理が必要です。

また、豚肉などビタミンB1が含まれている食材と一緒に摂ると、疲労回復の効果も期待できます。是非ご家庭の調理に活かしてみてください。