香りと苦みが特徴の春菊には、身体にうれしい効能が多く含まれています。

緑黄色野菜のなかでも、春菊の栄養価はトップクラスです。

春菊にはどのような栄養が含まれているのか、知らないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、春菊に含まれる栄養の主な効能を5つ紹介します。

新鮮な春菊の見分け方や美味しい食べ方も解説します。

春菊の効能を知ることで、毎日の料理に取り入れたくなりますよ。

要チェック!春菊に含まれる栄養の主な効能は5つ

春菊 栄養 効能

春菊は、緑黄色野菜のなかでもトップクラスの栄養価を誇っています。

春菊に多く含まれているβカロテンは、ほうれん草や小松菜より豊富です。

ほかにも、春菊には身体にうれしい効能がたくさんあります。

春菊に含まれる栄養の、主な効能を5つ紹介しましょう。

春菊に含まれる効能:風邪に負けない身体をつくる

春菊は食べる風邪薬とも言われており、漢方にも使われている野菜です。

健康にうれしい春菊の栄養には、βカロテンビタミンCが挙げられます。

βカロテンは、鼻や喉、皮膚の粘膜を正常に保つ働きを持つ栄養です。

また、丈夫な血管や皮膚をつくる働きが期待できるビタミンCも、春菊には豊富に含まれています。

そのため、風邪を引きにくい身体をつくりやすくなるのです。

春菊に含まれる効能:貧血を予防できる

春菊には、貧血予防にも良いとされる栄養が含まれています。

鉄分や葉酸といった、鉄を補う栄養も春菊には豊富なため、貧血に悩んでいる人は積極的にとりたい野菜です。

鉄が不足すると、頭痛食欲不振のほか、集中力低下などの症状が現れるため、しっかりとりましょう。

出典:鉄 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

春菊に含まれる効能:丈夫な骨をつくる

春菊には、カルシウムの吸収をサポートするビタミンKや骨や歯を丈夫にしてくれるカルシウムといった、丈夫な骨をつくる働きを持つ栄養が豊富です。

健康な骨をつくるための栄養が多く含まれているため、春菊は骨粗鬆症予防にも役立ちます。

春菊に含まれる効能:リラックス効果がある

リラックス効果があるのも、春菊に含まれる栄養の特徴です。

春菊には、ヒノキスギなど、木のにおい成分の一つとされるαピネンが含まれています。

αピネンには、自律神経の緊張を緩和させる働きが期待されているのです。

良質な睡眠をとりたいときにも、春菊はオススメの食材とされています。

出典:木材由来のにおい成分α-ピネンは人をリラックスさせる

春菊に含まれる効能:胃腸の働きを助ける

春菊には、シソなどに入っているペリルアルデヒドと呼ばれる成分が含まれています。

αピネンと同じく、春菊のにおい成分の一つとされるのがペリルアルデヒドです。

ペリルアルデヒドは、食欲増進消化促進の働きを持っているのが特徴です。

胃腸の働きを助ける効果が期待できるため、食べ過ぎてしまったときや食欲がないときには、春菊を食べるとよいでしょう。

出典:業務関連情報「春菊(しゅんぎく)と菊菜(きくな) 」

美味しい春菊の見分け方を紹介

春菊 栄養 効能

春菊の栄養を身体にしっかり取り込むためには、新鮮なものを選ぶのがポイントです。

美味しい春菊の見分け方は、以下のとおりです。

  • 鮮やかな緑色
  • 香りが強い
  • 茎が太すぎないもの
  • みずみずしい
  • ハリのあるもの

春菊の葉が黄色みがかっていたり黒ずんでいたりするものは、収穫してから時間が経っているもののため避けましょう。

また、茎が太すぎるものは育ちすぎて葉に厚みがあり、硬い場合があります。

葉っぱ部分のギザギザした切れ込みが深いものは、春菊特有の香りが強いです。

そのため、春菊の香りが好きな人は、葉っぱの切れ込みが深いものを選ぶとよいでしょう。

葉っぱ部分の切り込みが浅く、広がっているものは香りや苦みが穏やかなので、春菊が苦手な人でも食べやすいです。

美味しい春菊を見極めて、栄養を身体に取り入れましょう。

春菊の栄養を効率的にとれる美味しい食べ方3選

春菊 栄養 効能

春菊は11〜2月が旬のため、栄養がたっぷりつまっています。

寒い時期のため、しょうがと組み合わせて食べると身体が温まるほか、風邪予防にもオススメです。

春菊の栄養を効率的にとれる美味しい食べ方を3つ紹介します。

香りや苦みを抑える方法もわかるので、ぜひ参考にしてください。

油を使った料理で春菊を食べる

春菊は、天ぷらや炒め物など、油を使って食べると香りがやわらぎます。

また、春菊に含まれているβカロテンやビタミンKは油と一緒にとると、吸収率が上がります。

香りが苦手な人は、ゴマ油サラダ油で春菊を炒めたり、揚げたりして食べるのがオススメです。

春菊をサラダなどで生で食べる

春菊は、でなく葉っぱ苦みがあります。

また、加熱により春菊の苦味は増すのです。

つまり、春菊はで食べたほうが苦みを感じにくく食べやすくなります。

生で食べるときはオイルドレッシングで和えると、βカロテンやビタミンKなどの脂質性ビタミンが吸収しやすいです。

春菊をスープにして汁ごと食べる

スープにして汁ごと食べることで、春菊の栄養を逃さずに食べられます。

春菊はビタミンCやカリウムも多く含まれていますが、水に流れ出やすいのが特徴です。

そのため、などで煮込むと春菊の栄養が逃げてしまう原因となります。

しかし、スープにして汁ごと食べることで、流れ出た栄養を身体に取り込めるのです。

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まとめ

春菊に含まれる栄養には、身体にうれしい効能が多く含まれています。

とくに春菊特有の栄養とされるαピネンやペリルアルデヒドには、リラックス効果や胃腸の働きを助ける効果が期待されます。

栄養満点の春菊を効率良く食べるためにも、新鮮なものを見分けるのがポイントです。

また、苦みや香りが気になる人は、調理方法を変えると食べやすくなります。

身体によい栄養が多く含まれている春菊を、ぜひ毎日の食事に取り入れてくださいね。

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