玉ねぎの皮の効能5選！効果を高める方法やおすすめの食べ方を紹介

玉ねぎの皮を剥いてそのまま捨ててしまう方は、多いのではないでしょうか。しかし、玉ねぎの皮には、美容と健康どちらにもうれしい効能が豊富に含まれています。

捨ててしまうのはもったいないので、有効活用するのがおすすめです。この記事では、玉ねぎの皮の効能を5つ解説します。効果を高める方法やおすすめの食べ方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

玉ねぎの皮の効能5選

玉ねぎの皮の効能を5つ紹介します。健康と美容、どちらにもうれしい効果が期待できる玉ねぎの皮の魅力を見ていきましょう。

玉ねぎの皮には、血液をサラサラにする働きがあります。玉ねぎの皮に含まれるケルセチンには、赤血球の働きを活発にする働きがあるためです。

血流がよい状態を保つことで体全体に酸素や栄養素が運ばれ、動脈硬化防止の効果が期待できるでしょう。

さらに、血行がよくなると肌や髪の毛が健康になるため、美しさを保つのにも効果的です。玉ねぎの皮には、健康と美容どちらにもうれしいメリットがあります。

玉ねぎの皮には、心筋梗塞や高血圧といった生活習慣病の予防が期待できます。玉ねぎの皮に含まれるケルセチンには、コレステロールの上昇を抑制する働きがあるためです。

マウスにケルセチンを摂取させたところ、20週間後に体重や脂肪重量の増加が抑制され、コレステロール濃度の上昇が改善されたことが実験の調査によりわかっています。

したがって、ケルセチンが豊富に含まれる玉ねぎの皮を摂取することでコレステロールの上昇を抑えられるため、生活習慣病予防が期待できるでしょう。

玉ねぎの皮には、体脂肪の低減効果も見込めます。ケルセチンには、脂肪分解酵素を活性化することで蓄積された体脂肪を分解し、体脂肪低減作用の働きが期待されているためです。

「体脂肪低減効果を有するケルセチン配糖体配合飲料の研究開発」によると、ケルセチン配糖体を用いて体脂肪低減効果の確認を行ったところ、12週間の継続な摂取により体脂肪減少が明らかになりました。

つまり、玉ねぎの中でもとくにケルセチンが豊富な玉ねぎの皮を活用することで、体脂肪を減らせる可能性があるでしょう。

玉ねぎの皮には、認知機能維持の働きも期待できます。ケルセチンを含む玉ねぎには、認知機能改善の可能性があることがわかっているためです。

実際に、60～80歳の認知症ではない健康な男女70名に玉ねぎ粉末を24週間毎日摂取してもらったところ、認知機能検査の点数が増加したことがわかっています。

したがって、ケルセチンを豊富に含む玉ねぎの皮は、認知機能の維持に役立つ可能性が考えられるでしょう。

玉ねぎの皮は、骨粗しょう症予防の働きがあります。ケルセチンには、骨を壊す「破骨細胞」の分化を阻害する働きがあることがわかっているためです。

マウスを用いて実験したところ、ケルセチンが破骨細胞形成の阻害に深く関わっていることがわかりました。したがって、ケルセチンを含む玉ねぎの皮は、骨粗しょう症予防としての効果も期待できます。

玉ねぎの皮の効能を高めるには、玉ねぎを日光に当てるのがポイントです。皮がついたまま玉ねぎを直射日光に1週間くらい当てると、ケルセチンが4倍に増えるといわれています。

干す場所がない場合は、日の当たる窓際に1週間ほど置くとよいでしょう。ケルセチンの含有量が増えると、もっとも多く含まれている玉ねぎの皮の効能を高められるため、ぜひやってみてください。

玉ねぎの皮はお茶にして飲むのがおすすめです。玉ねぎの皮を煮出して作るだけなので、皮が食べにくいと感じる方にもピッタリな方法といえます。

玉ねぎの皮茶の作り方は、以下の通りです。

お茶にして飲むのはもちろん、味噌汁として活用するのもよいでしょう。皮をつけたままにすると渋みが出てしまう可能性があるため、煮込んだあとは取り出してください。

なお、玉ねぎの皮にはケルセチンのほか硫化アリルが含まれており、飲みすぎると腹痛や下痢などを引き起こす可能性があります。玉ねぎの皮茶を作る際は、飲みすぎないよう注意しましょう。

玉ねぎの皮にはケルセチンが豊富に含まれており、血液サラサラや体脂肪低減など、さまざまな効果が期待できます。玉ねぎを天日干しするとケルセチンの含有量が増え、より効果を高められるでしょう。

ケルセチンは玉ねぎの中でも皮に多く含まれているため、捨てずに有効活用するのがおすすめです。健康と美容どちらにも効果的な玉ねぎの皮を、さっそく使ってみてください。

＼自然豊かな淡路島の野菜をご自宅で／

淡路島の農家「野口ファーム」では全国の皆様に新鮮なお野菜をお届けしています。

美味しいお野菜を届けるために、365日真心込めて育てています。

四季折々のお野菜を、ぜひご自宅でお楽しみください^ ^