とうもろこしといえば、食べるのはもちろんお菓子を作るときやお酒、工業用としてのアルコールなどさまざまなものに利用されています。
さらに、石油の代替燃料となるバイオエタノールもとうもろこしを使っているのをご存じでしょうか。
そんなとうもろこしには、宇宙人が人類に授けた食料といった驚きの説があります。
そこで、この記事ではとうもろこしにまつわるやばいウワサを紹介します。
とうもろこしの謎に迫りたい方は、さっそく見ていきましょう。
とうもろこしは宇宙人が授けた食糧説
とうもろこしには、宇宙人が人類に授けた食糧という説があるようです。
なぜ宇宙人がもたらしたというスケールの大きい説があるのか、詳しく解説します。
とうもろこしには明確な祖先種がない
とうもろこしは、どのように生まれたのか不明な穀物といわれています。
なぜなら、とうもろこしはイネやコムギといったほかのイネ科と異なり、原産地や起源が明確にされていないためです。
植物は一般的に1つの花の中に雄しべと雌しべがあり、花を咲かせます。
植物が花を咲かせるのは、種子を残すためです。
しかし、とうもろこしは茎の先端に雄花が咲き、茎の中に食べる部分となる雌花ができます。
さらに、とうもろこしは皮を剥かなければ粒となる種子が出てきません。
種子を皮で包んでいるため落とせないのに加えて、むき出しの状態であっても自然に落ちる可能性は低い傾向です。
そのため、人間の手助けなしに育たないとうもろこしは、宇宙人がはるか昔の古代人に授けた食糧ではないかと考えられています。
とうもろこしの野生種は国内外で現存していない
とうもろこしは原産地がアメリカ大陸とされています。
ただし、栽培起源地域はアメリカ南西部またはメキシコ及び中央アメリカの複数地域など諸説あるそうです。
15世紀頃、とうもろこしはコロンブスによってヨーロッパへ伝来し、中東やアフリカ、アジアと各地へ伝わりました。
しかし、ヨーロッパでは初めて受け入れられなかったそうです。
現在、国内外でとうもろこしの野生種と見られる植物は現存していないとされています。
テオシントが祖先種とされているが否定説も
とうもろこしの祖先種はテオシントではないかという説があります。
テオシントはアメリカ中米に自生する野生種だと解明されたためです。
テオシントは食用にならず、果実は10個ほどしかつかないため、外見や性質が現在のとうもろこしと異なります。
そのため、テオシントが祖先種である説には否定する意見も存在します。
マヤ文明でとうもろこしは重要な作物
マヤ文明においてとうもろこしは重要な作物だったと言われています。
マヤ文明ではとうもろこしの栽培が中心で、主食として消費されていました。
マヤ文明では、人間がとうもろこしを創出したのではなく、人間はとうもろこしから作られたとされています。
この伝説から、マヤ文明ではとうもろこしが非常に重要視されていたことが窺えます。
人間はとうもろこしからできている
マヤの伝説で人間はとうもろこしから作られたといわれていますが、あながち間違いではありません。
とうもろこしは、食べものだけでなくさまざまな原料に使われているためです。
とうもろこしは食べるだけでなく、コーンスターチや水あめ、コーン茶、お酒の原料になっています。
さらに、実や茎を発酵させて、牛やにわとりなどの飼料としても使われています。
そのうえ紙おむつの主原料はとうもろこしのでんぷんであり、工業用としてのアルコールやダンボールなどの資材も作られています。
石油に代わる燃料として作られているバイオエタノールも、とうもろこしに含まれる糖を発酵させて作られています。
人間はとうもろこしを活用しているかもしれませんが、人間がとうもろこしによって創り出されているさまざまなものに助けられています。
驚愕の説が多々ありますが、とうもろこしの正体とは何か。
謎は深まるばかりです。
まとめ
とうもろこしは謎の多いイネ科穀物であり、宇宙人説やマヤ伝説など不思議なウワサがあります。
とはいえ、とうもろこしがさまざまな用途に使われていることは事実です。
もしかしたら人間がとうもろこしを活用しているのではなく、とうもろこしが人類を利用している可能性も考えられます。
とうもろこしがどのようにして生まれたのか、その謎は深まるばかりです。
とうもろこしは、宇宙人によってもたらされた食材なのかもしれません。
とはいえ、夏になるとトウモロコシの甘い香りに誘われ、つい食べたくなる美味しい食材ですよね。
その魅力から、とうもろこしの謎にも興味が湧き、深堀りしたくなる面白い話でした。
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